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必ずしもビジョンに熱狂する必要はないが理解する努力は必要

2022-10-03

24時間365日、自社のビジョンに熱狂し、
その実現に心血を注げたら

自分のやりたいことのベクトルの先に
会社の拡大や成功があり、
頑張る理由が明確で腹落ちし易いことでしょう

ただ、世の中に100%自分と同じ考え方の人がいないように
隅から隅まで100%ビジョンに共感でき、
広めたくて仕方がない!!!!!!!

みたいな状況ってなかなか難しいんじゃないかとも思っています。

諦めろという意味ではなく、
そういう会社や組織がどこかにあるかもしれない、と
王子様探しをするのはちょっと違うのでは?というニュアンスです。

人間関係同様、どういう環境にあったとしても
100%自分に合っているかどうか、ではなく
合わない部分を理解するためにどれだけ寄り添えるか、
合わない部分をどれだけ否定せずにいられるか(別に賛同しなかったとしても)

のほうが大事なんじゃなかろうかと。

嫌なところ、合わないところが1つでもある人とは付き合いません、
とか減点式で言ってたら友達付き合いはなかなか難しいですよね。
合う部分があればそれを加点する、でいいじゃないですか。

合わないからって拒絶するとか、見ないふりをして「相容れないもの」として近寄らないとかよりも
それを自分の中でどう解釈してどうアウトプットするか、
どう自分の言語に翻訳するのか、
を通して自分の器を育てていく
のも、
チームで仕事する、社会ではたらく、という上で必要だと思うのです。

繰り返します。

100%賛同できること以外は無理とか
100%賛同できないから近寄らないとか
0か100しかない取捨選択は
自分の視野を狭めたり、視座の向上を阻害したりするので
よっぽどじゃない限り「うまくやっていく方法」を探したほうが良いです。きっとね。

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