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いらない思考や感情をクリアにする

心の「よどみ」を解消して、軽やかな自分に戻る方法

* 2023年9月7日配信分

今回は、「いらない思考や感情」についてお届けしたいと思います。

わたしたちは日常生活の中で、仕事の人間関係や恋人・夫婦間のパートナーシップ、友人関係など、様々な場面で嫌な気持ちや辛い感情を感じることがありますよね。

怒りが湧いてきたり、心が重たく感じたりする瞬間、きっと誰にでもあると思います。

また、そんな状況を乗り越え、「もっと幸せな人生にしたい!」と思うとき、心の問題に向き合うことが必要になることもあります。

その過程で、今まで見ないようにしていた感情が浮上してくる、という経験をしたことがある方もいるかもしれません。


隠れた感情が「湖の底」から顔を出すとき

ずっと見ないようにしていた感情や記憶は、普段は心の奥深くに沈んでいます。
それは、湖の底にたまった泥のようなもの。

普段は透き通った水面の下で静かに眠っているけれど、大雨や嵐で湖が揺れると、底の泥が浮かび上がり、水が濁ることがありますよね。


わたしたちの心もそれに似ています。
日常では気づかないような感情が、ある出来事をきっかけにざわざわと浮かび上がり、心を濁らせてしまうんです。

この「濁り」の正体は、過去の記憶や痛み、そしてそこに付随する感情です。

例えば、「もう大丈夫だと思っていたのに!」という気持ちになるとき。
それは、現在の出来事によって過去の痛みが呼び起こされている状態かもしれません。

でも大切なのは、これらの感情や記憶が「今のもの」ではない、ということを知ることなんです。


過去の痛みを癒す作業とは

心理学では、こうした隠れた辛さの原因を「痛み」って呼びます。

この痛みに向き合うのは簡単なことではないですね。
過去の記憶や感情を再び感じることは、時にとっても辛いものです。

でも、この作業はとても大切だなって思っています。

なぜなら、この痛みは知らないうちに、わたしたちの日常や人生に大きな影響を与えているからなんです。


心の底に沈殿した「痛み」は、わたしたちのエネルギーを奪い、本来の力を発揮できなくさせることがあります。

そのため、この痛みを取り出して癒し、解放していく必要があります。


例えば、インナーチャイルドと呼ばれる、子どもの頃のあなたに寄り添う作業もその一つです。

その時の辛かった感情を認めて、「よく乗り越えたね」とたくさん褒めてあげる。
このようにして、感情のよどみを少しずつ解消していくことができるんです。


本当の自分に戻るために

わたしたちの本質は、澄んだ湖の水のように、本来ただただ純粋です。

でも、人生の中で出会う人や環境、社会的な価値観などが、わたしたちの心に「他人の観念」を植え付けてしまうことがあります。
それは、わたしたちの思考を縛り、時に苦しめる原因となります。

こうした他人の価値観や痛みをクリアにしていく作業は、少し時間がかかるかもしれません。

でも、「本当の自分」に戻るための大切なプロセスです。

わたし自身は10年かかりましたが、もし「簡単だ」と思えたなら、もっと早く進めるかもしれませんね。

だからこそ、一緒にいらない思考や感情を見つけて、整理し、癒していく作業をしていけたらと思っています。


自分の中の光を灯して

わたしたち一人ひとりが、自分の中にある光を見つけて、ぽっと灯すことができたら。世界中がたくさんの光で満たされると思いませんか?夜空の星のように、幻想的で美しい景色が広がるはずです。

素敵ですよね。

そのために、一歩ずつ一緒に進んでいきましょう。

わたしたちは本来、純粋で美しい存在なのですから♡


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