自分を犠牲にしやすいマインドセット
こんにちは、ゆみです。
わたしは、普段人間関係のお悩みを持たれている人、対人支援をお仕事にしている人の支援をしている人に向けてコーチングをしています。
「人を育てる人を育てるコーチ」です。
わたしのクライアントさんとなってくれる方は、
管理職の方、秘書の方等、人事やコーチ・カウンセラーなど対人のお仕事をしていて独立を目指している方など、幅広く対人系のお仕事をしている方が多いです。
その他、人間関係に悩んでいて退職をするかどうか悩まれている方のキャリア支援もしています。
わたしは、上記の方々が「自分と他者を心から物理的にも精神的にも満たすことができる対人支援者」になることをサポートをしたくてこのお仕事をしています。
今日のnoteは、わたしが、クライアントの皆様にどんなところで、お役に立ちたいと思っているのかをお話しさせていただきたいなと思っています。
他者からの承認に依存からの脱却
すこし、ぶっちゃけますとわたしは、昔「承認欲求モンスター」と呼ばれるものだった気がします。
特に対人支援を始めたばかり、10年以上前のことです。
大学時代、NPOで不登校支援で活動していた時なんてものはひどいものでした。
こんなに頑張っているのだから見てほしい！
こんなにやり切っているのだから評価してよ！
こんなに人のために貢献しているのだから、私を大切にして！
毎月行われる振り返りの勉強会では、恥ずかしいことにこんなアピールばかりしていた気がします。
当時振り返りの勉強会を担当してくれていた臨床心理士の先生にはめちゃくちゃ厳しい言葉を投げかけられました。
「君は何のためにやっているの？ちゃんと相手のこと見てる？」
顔から火が出そうなくらい恥ずかしかった。
周りの人は、クライアントを見ているのに、わたしはわたしをアピールすることで必死でした。
めちゃくちゃ恥ずかしかったです。
わたしは、当時、本当に自分に自信がない人でした。
自分の存在価値がわからなくて、「役に立っている実感」が欲しくて、「ここにいていい」という証明が欲しくて、周りにひたすら求めるばかりの人でした。
自分の自信のなさを埋めるために、常に周りの顔を伺い、周りにどう思われているのかを知りたくて常に承認を求めていました。
当時、何者かになりたくてたまらなくて、比較的、自分の存在価値を証明できそうだと思っていた対人支援で、自分をアピールすることで必死だったのかもしれないなと思います。
わたしがやっていたことは、相手のためにやっていたのではなく、相手からエネルギーを奪うことだったのだなと改めて感じます。
こんなに頑張っているのに、なぜか認めてもらえない、いつまでたっても自信がつかない。
こんな自分の足りていない自信を埋めるために
「認めてほしい」「評価してほしいの思い」を相手にぶつけてしまって、相手からのエネルギーを奪いまくっていたのです。
本当はそんなことがしたかったはずじゃない
本当はもっと相手のためになることをしたかった
周囲にも貢献できるそんな自分でいたかった
こういった状況から脱却できたのは、5年くらい前でしょうか事務職から、前職のIT教育ベンチャーに転職してコーチングを仕事にし始めたことががきっかけでした。
事務職をやっていた当時、わたしはポンコツ扱いをされていました。
しかしですね、覚悟を決めて前職から対人支援に戻りコーチングの仕事を始めたときに、仕事できる人扱いをされるようになったのです。
めちゃくちゃびっくり。
当時も、まだまだ「承認欲求モンスター」は健在でしたが、それでも、徐々に他者からの承認や評価というものはこんなに、うつろいやすいものなのだなということを実感したんですよね。
こんなものに依存していたらメンタル持たないし、いつまでたっても人から奪う人でしかないと理解するようになりました。
他者から奪うこと中心に考えるのではなく、まずは自分自身を満たそうということにコミットし始めたのもこのころからだと思っています。
自分を犠牲にしやすいマインドセット
本格的に自分を満たすことを考えはじめてから他にも気づいたことがあります。
わたしは、他者への配慮や共感性が強いがあまり、
「他者からどう見られているか」
「自分ではなく、相手のニーズをくみ取ること」
がめちゃくちゃうますぎたということです。
だからこそ、組織から重宝されることももちろんあるのですが、気づくと
他者に求められるために動き続ける(承認欲求モンスター！）
他者に求められる自分を演じてしまって、自分はどうしたいか？と聞かれるとわからなくなってしまう
みたいなこともあるのだろうなと感じていたのかもしれないなとも感じています。
これは恐ろしいことに、体を壊してしまうまで、自分の状態に気づかない人もいたりします。
いわゆるバーンアウト（燃え尽き症候群）というものです。
わたしもバーンアウト何度か陥ったことがあります。
本来わたしは、言われたとおりの仕事ばかりをするということ、決められた通りに動くみたいなことは、苦手で、マイペースに生きるタイプでした。
しかしですね、家族との関係、小学校中学校、高校大学、そして社会人と社会的な役割性格を担っていく中で、
「マイペースなままでは愛されない」
「相手に合わせないと、求められない」ことを学び、
「求められるためには自分を殺さないといけない」
「自分のことは優先してはいけない」
「愛されるためには、他者のために自分を削る」
という極端なマインドセットが醸成されてきました。
長い間、本来の自分とのあり方を表現できず他者との関係性にめちゃくちゃ悩んできました。
そして、小学校・中学校・高校で、好きなことや、やりたいことを表現するのが苦手になり、相手が期待している自分になろうとして、本来自分がどうありたいのかがわからなくなった時代が長くありました。
自分を削って相手から承認を求めることに夢中になってしまって、自分自身が疲れてしまって、時間もお金もメンタルも自分自身を満たすことに使えないみたいな状態に陥いってきたのだと思います。
自分を満たすのではなく、自分を削って他者に与えて、「こんなにやってるんだから認めてよ！」というこじらせのループに陥っていたのだと感じます。
だからこそ、自分を満たすことから始めるのではなく、他者のために時間も命も削っていくことが多いです。
もう、ここまで読んでいただくとわかると思うのですが、めっちゃ不健全です。
それでも、他者に求められる自分を演じることへの中毒性はえげつなくて、やめられないとまらないかっぱえびせんみたいな状態でした。
だから、わたしはクライアントの皆さんに、他者から求められる自分を演じるのは辞めて、わたしはクライアントに本気で自分を満たしに行ってほしいと思っています。
手放すまでに、めちゃくちゃ勇気が必要だった。
でも、意外にやってみると本当に身軽になれて「なんでもやっていいだ」という気持ちになれた。行動も軽くなった。
周りの顔色を窺わなくても、わたし自身が勝手に満たされるのを感じられるようになったし、満たされた分他者にしっかりと与えられるようにもなりました。
自分で自分を満たすって何よ？
これはですね、わたしは誰かに幸せにしてもらうのではなく、自分で自分を幸せにする勇気を持つことだと思っています。
自分の心の声に従って行動をしてあげることや承認をしてあげることで私は、自分自身を満たす感覚が生まれてきたことを実感しています。
実際に、対人支援職の方が苦手な自分で売り上げを立てるということもそうですし、ビジネスやなにかしらやり遂げて、満たすことができる人もいれば、自分との対話を深めて軸をきめてからやり切った方が満たされる人それぞれいると思います。
わたしはその人にとって必要だなと思ったか関わりから、スタートさせて本当の意味で自分を満たしながら、支援できる人になることを一緒に目指していきます。
自分を満たしながら、周りも満たす生き方を実現したい人へ
人への本気の支援は、間違いなく自分の中に明確に余裕のあるリソースの中からしかできません。
自分の身を削ってやる対人支援をやっていい人は、自分の身を削るという価値観にすらならず、奉仕行為自体が喜びになる人だけです。
奉仕行為が喜びになれない人がダメと言っているわけではなく、自分の身を削ってまでやるとお互いにとって悪循環に陥るんですよね。
だからこそ、対人支援を本気でこれから仕事にしたい人は、まず自分を満たしに行くことを第一に置いてほしいと思っています。
しっかりと、受け取り、与えることもでき、求めることもできる人。
それができる人が、物理的にも精神的も自分を幸福にできて、相手も幸福にできる人だなと感じています。
それが、ビジネスでお金を稼ぐことかもしれないですし、もっと根本的なマインドセットからの人もいるかもしれません。
わたしは根本的なマインドセットからを支援していきたいと思っています。
もし、このnoteを読んで私の支援を受けたいなと思ってくれている人がいたら、
本気で自分のこと満たしに来てください。
わたしも本気で向き合いに行きます。
誰かの人生を生きている気がして乾きが取れなかった、人生はもうやめませんか？
わたしは頑張っているのに、相手が答えてくれない、みたいな思いを抱きながらクライアントに向き合うのやめませんか？
わたしはまず、あなたが幸せになってほしい。
あなたの心が泣いているのをもう止めたいです。
すこしでも、私と話してみたいなと思ってくれた人は連絡をしてください。
ちょっとしたメッセージでも問題ないです！
あなた自身が本気であなたを満たそうとしなければ、クライアントにも届きません。
あなたを満たしに行こう！
▼自己紹介はこちら！
コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。
200名以上のリーダーに伴走してきました。
今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。
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