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"安定"を捨てて、選んだスタートアップが教えてくれたこと

こんにちは、ゆみです。

フリーランスコーチをしています。

わたしは、最初は銀行・予備校の事務という、客観的にみて安心安定のはずのキャリアを手放し、30歳になったタイミングでスタートアップの未経験職種にチャレンジし、人材育成のキャリアを歩み、スタートアップ2社を経験し、今はコーチとして独立をしています。

実はわたしは銀行、事務という安定のキャリアを歩んでいた時は、人生が本当に面白くありませんでした、

しかし、一般的に安定と言われる仕事を手放し、スタートアップ2社で働き独立してからの方が、「ああ、生きているな」「楽しい」と実感を得られるようになりました。

生きている、楽しいと思える瞬間というの多くの、自分の得意と仕事が繋がってるなと思える瞬間や、それがクライアントに届いていると実感が得られていることからのような気がしています。

正直、転職回数も少なくなく、世間一般のキャリア的には全く順風満帆、きれいと言えないけれど、この道を歩んできてよかったなと今は心から思えています。

銀行を退職するときは、めちゃくちゃ親に

「ほんとうにそれでいいのか?」「もったいない」


と何度も言われ、事務職を手放すときも、


「そんなに女性が頑張ってはたらなくてもいいんじゃない?」

みたいなこともたくさん言われました。

そして、同時にやりたいこと迷子の自分で仕事を楽しめていなかった、人生を楽しめていなかった自分に全然肯定的になれなかったし、

「なんでこんなに私は社会に適応できないポンコツなんだ」

「もっと、順調に人生を歩みたかった」

「普通に生まれたかったな」

と悔やんだこともありました。

それでも、実感しているのは、大人になった自分がキャリア迷子になりながらも紆余曲折しながらも自分の付きたい仕事に就くことができたこと、

過去の苦労も大変なこともあったからこそ、クライアントにお役立ちできることがあるなとも感じられるようになってきて、

わりとハンデだと思っていた過去人生の意味づけを出来るようになってきたのかもしれないなと感じています。

おかげさまで、noteの発信のネタには困らん\(^o^)/

安定した銀行と事務職を選んだ理由

当初わたしが、銀行という安定したキャリアを選んだのは当時の付き合っていた恋人や家族から

「転勤しないでほしい」「実家の近くに住んでいてほしい」

という思いや

「安定した職についてほしい」

という無言の期待にこたえたかったこと、

わたし自身がどんな職に就けば

「周りにおかしいと思われないか」「日々の生活が脅かされないか」

を基準に仕事を選んだ結果な気がしています。

無意識に周りにどう思われるかみたいなプライドと期待にこたえたいという思いで選んだ仕事は、なんだか自分にフィットしている感覚なんてものはほとんどなくて、

「いつになったら私は幸せになるの?」

とか

「誰の役にもなっていない気がする」

とか、

日々なんだか無気力な感覚を持って過ごしていました。

結果として仕事でためたストレスは、稼いだお金とお酒で解消していたり、ストレス解消のお金を稼ぐことために働いている感じがして、どんどんそんな自分に嫌気がさすようになりました。

そして、2社目の事務職で自分に合わないとわかっていたけれど安定を望んで選んだ職では、かなり強めのパワハラに遭遇。

そのとき、

「私のことを心から否定するひとの、言うことを全部聞いていて、本当に人生が良くなるわけない」

を確信したし、そもそも、自分以外の誰かがわたしが心から望んでいることをかなえてくれるわけではないということに気が付きました。


30歳だからとか、周りにどう思われるかとか、今更仕事を変えて、結婚は?子供は?みたいなことも全部放り投げて、

私は自分のやりたいことをやってみる、自分が得意なことを仕事にしてみることを決めました。

覚悟を決めて、転職活動中に目に入った成長中のスタートアップ企業の求人に応募し、安定を手放し、未経験で教育ベンチャーの世界に飛び込むことにしました。

スタートアップに転職したことで気づいたこと

結論から言うと、スタートアップで働くことは、私には合っていたなと感じました!

人材育成やコーチとしての経験を築くこともできたかつ天職だと思える仕事に出会えたと感じています!

独立するまでの5年間スタートアップで働くことができてよかったな~みたいなことはめちゃくちゃ思っています。

安定を手放して、スタートアップで働いてよかったなと思っていることは、何個かあるのですが、何よりも良かったのが

身近に人を雇っている起業家・経営者がどんなプレッシャーの中で動いているのかを理解できたこと
・キャッシュフローが目の前で増えたり減ったりするのを身近で体感したこと
・できないことなんてないという可能性を感じられるようになったこと
・人間関係に悩まなくなった

みたいなところかな~と思っています!

1.キャッシュフローがどんな動きか見える

実際スタートアップもお給料は毎月支払われていましたが会社の財務状況が明確に目の前で増減している様子を見れるようになったんですよね。

これって、本当に衝撃で。

あとちょっとで会社からお金がなくなるかもしれない、逆にめちゃくちゃ黒字になる!みたいな瞬間も味わってきました。

スタートアップで働くことでお給料が毎月支払われるのは、本当に当たり前じゃないことやそれを良くしていくためには誰かが改善してくれるのを待っても何も変わらない、むしろ自分が変わらないと自分の居場所なんてものは守れないのだという実感でした。

必死に全員で会社のキャッシュフローをよくするために動かないと何も良くならないのですよね。

最初の2社で働いていた時も何となくわかってはいるものの、どこか遠い世界の出来事のように感じていました。

しかし、人数が少なくていつ会社があるかなくなるかわからないようなスタートアップで働くようになって、

「会社で利益・損失を生むかもしれない行為」に自覚的になれたし、個人的には自分がやっていることが目の前で意義付けされて、

「自分が動かないと改善されないこともある」「むしろ動かないと損だ」

理解できるようになってから、仕事に対して自分ごとになったというか。
自分の居場所を守るためには、今動く必要があるし、その成果が出るとより楽しめるようになった気がしています。

個人的にはこの感覚がとてもあっていたというか、

「誰かが何とかしてくれるだろう」と待って失望するよりは、

自分で何とかできるかもしれない希望を持てることはわたしにとって、楽しいと感じられることのうちの一つだった気がしますし、独立して実感していますが、自分が動かないと一切売り上げなんてものは上がらないのでこの感覚を培えていた気がします。

こういうのは合わない人もいると思いますがわたしはあっていたんですよね。

同時に経営者の目線に立って考えることができたし、想定上のプレッシャーの中で働いているのだということが理解できました。

2.可能性を信じられるようになったこと

スタートアップの仕事というのは世の中の当たり前を覆す仕事だと思っています。
例えば、今の常識の中でできないと思っていることを覆すような事業をおこすとかですね。いまでこそキャリアコーチングって割と当たり前になってきたけれど、わたしが大学生のころや新卒の頃って誰かに相談することにお金を払うなんて恥ずかしいことと言われていたし、そんなことにお金払いたい人なんていないよと言われている時代でした。

しかし、今は様々なスタートアップがコーチング事業をして、人に相談することに個人がお金を払う人というのも徐々に増えてきています、

スタートアップは「今は無理かも?」と思うようなことでも、不可能を可能にする力があると思っていて、そういった事業にわたし自身挑戦できるのが嬉しかったんだろうなと感じます!

3.人間関係にもほぼ悩まなくなった

スタートアップで働いたからというよりは、周りの目を気にして条件面とかで職場を選ぶという思考を手放したことが大きいかもしれません。

実際スタートアップでも人間関係で悩んでいる人は、私の周りにたくさんいるので、結局は自分がどんな人と働きたいのか、同じ考えや思考の風土の会社を選ぶということに徹底してこだわること、そして多少の違いが見えたときにどう向き合うのかを自分の中で指針を決められたおかげかなと思っています。

わたしは、相手の期待にそうために頑張りすぎちゃうところがあります。

自分の癖を理解しているからこそ、自分を必要以上に傷つけようとする人とは適度な距離を置くということを心がけたり、相手とどれくらいの親密度でいたいのかを自分に問いかけて関わるようにしてからはほとんど悩まなくなってきたなと感じます。

結局は、自分の人生を自分で生きている感覚を持っているかということなのかもしれません。

ここまで書いていると、スタートアップ最高!って思っているように聞こえるかもしれません。実際はめちゃくちゃ泥臭いし、いつ会社なくなるかわからない、でもいきなり成長して自分の成長が追い付けなくなることもあるという働き方でした。

それでも、30代でこのキャリアを選べたことで、「仕事が楽しい」という感覚をわたしは感じることができました。

その先に選んだ独立もリアルに思い描くことができたんですよね。

安定か不安定か

どちらに正解不正解はありません。
ただ、会社がつぶれることはない安定をもってしても自分のメンタルを壊すような会社や役割で仕事を選ぶということは、逆に私にとっては不安定だなと思うようになりました。

金銭的に、不安定かもしれなくとも自分の力で生計を立てられる力が培えるスタートアップがわたしにとってはすごく学びが深かったなと思っていますが、正解はそれぞれの中にあるものだと感じます。

会社が安定しているかどうか、独立して収入が安定しているかどうかって大事です。

ただ、収入が安定していても心が安定しないこともあります。


それは、きっと自分自身が心から望んだ選択じゃないかもしれないときにおこるんじゃないかと私は感じます

今選んでいる会社や仕事が誰かの目を気にして選んだものや自分の心で選べたものじゃなくて、そこに何かもやもやしているのであれば、一度選択を見直し、自分の心従う生き方に変えていくことも一つの手段かもしれません。

わたしは、結果として独立ということを選びましたが、そのプロセスにスタートアップというものがあり厳しい環境にいたからこそ、いきなり銀行員から飛び込むよりよかったなー!みたいなことも感じています。

スタートアップが良かったからではなく、わたしが「選びたい」と思ってスタートアップを選んだからなんだろうなと思いますし、今独立を選んで後悔してていないのもそのおかげなんだろうなと思いま。

あなたにとって今のいる場所や役割は選択は、自分以外の希望を叶えるものではないですか?

あなたの心からの願いを満たしているものですが?


あなたの人生を自分で選ぶとはどういうことだと感じますか?

もしあなたが、今の生き方はちがうと感じているのであれば、私はあなたの願いに心から従えるようになってほしいなと思っています。

安定を手放せと言ってるわけじゃありません。

ただ今妥協して、周りの声を拾ってあなたの願いはかないますか?

わたしは諦めが悪いので、あなたか少しでも今の生き方に違和感を感じているのであれば、あなたの本当の願いを叶えることを諦めたくないです。

あなたが、周りの目なんて気にせず飛び立って自由に好きなように

「生きてる!!」って叫んでいるところを見たいです。


きっとできると思うんです。

周りの目も怖かった。
周りに嫌われたりするのが怖かった。
社会のレールから外れるのだって怖かった。
銀行辞めるの怖かった。
事務職辞めるの怖かった。
親や友人の「それでいいの?」の声を無視するの怖かった。


でも、ずっと抱えていてもいまの私を幸せにするものはあまりなかったんです。

今の自分の心に従って、わたしは大好きな職を手に入れました。

あなただって、選んでいいんです。
だれかの希望を叶える人生はもうやめていい。

相談相手はわたしじゃなくてもいいけれど、誰かに相談はしてほしいと心から思う。

自分一人じゃ見えない視点とういうのは間違いなくあるし、私も今選択ができてきたのはコーチがいたから。

でも、もしここまで記事を読んでくれているあなたであれば、私を本当に心から選んでほしいと心から願っている。

だってわたしには、あなたの人生の変革に伴走する覚悟がすでにできているんだから。


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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。

200名以上のリーダーに伴走してきました。

今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。


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