Mee tooみたいな何か
2014年ごろにあったパワハラについて書きます。なぜ今書くのかといえば、理由は大きく二つあります。
一つ目は、人づてに私と同じような目にあっている人が複数人いると聞いたので、あの時、私が後に続かないように止めなかったのを悔やんだから。
二つ目は、複数人に圧力をかけながらも女性や人権や暴力についてのディスカッションを行うのを見ていると、彼らの行動の背後を知らずに参加している人たちに申し訳ない気持ちになったから。
ということで、まずは忘備録として、書き始めます。
もう、次の誰かに精神的な傷を負わせないで欲しいです。
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私が福島の芸術祭のディレクターだった時、井上さんと北田さんはアドバイザー。
芸術祭の準備中、北田さんとは性的関係がない(デートや身体接触がない)が、唐突に結婚を申し込まれた。北田さんは既婚者。好意はありがたいし嬉しいが、きこーん!ふりーん!はんざーい!と断った後からパワハラが始まった(性的関係は芸術祭前後ももちろん無い)。パワハラと断ったこととの因果関係があるのかはわからない(この文章だとそう読めるし、時間軸ではそうだが確証するものはない)が、きっかけにはなるだろう。
あとは、北田さんが黒瀬さんに公開で「芸術祭のアドバイザーとして」喧嘩腰な書き込みをしたので、喧嘩は作品でしましょうとカオス*ラウンジも芸術祭に誘ったのも気に入らなくなった原因と思われる。
北田さんは井上さんに、私の代わりにディレクターにしてあげると約束。井上さんは北田さんと行動を開始。芸術祭のスタッフではない神野さんも役職がもらえることになっていて、圧力をかけるのに参加。ちなみに芸術祭は運営員会方式で、北田さんも井上さんも委員ではない。委員の議決がないと役職は変えられない。委員ではない彼らは権限も持たないまま、私や実行委員に伝える前に、参加アーティスト全員に私が辞めて井上さんがディレクターになる旨のメールを送信する。
嫌がらせの一例としては、東大の名を使い私を辞めさせるように町に圧力をかける、また北田さんは2ちゃんに悪口を書き込み、2ちゃんの人たちから福島市や出資元にもいやがらせメールなどが送られる(「福島で芸術祭をするなんて不謹慎だ」「朝鮮人が福島を食い物にしている」など)。他にも嫌がらせはあるけれど、もう文字にしたくない。
芸術祭の実行委員長がストレスからの過呼吸で緊急入院をするなど、運営に大きな支障がでる日々が続くが、最後まで実行委員はディレクターとして私を選択。最終的に、芸術祭を北田さん井上さん神野さんで仕切ることは断念し、北田さんの代理の弁護士という人から、私にした数々のことを黙っておく誓約書にサインを要求される(断った)。
ここまでは、福島市や町役場にもメールやファックスがあるのと、北田さんと井上さんと(神野さんも?)で、東京で私を辞めさせるための緊急会議を開き(私は不参加)、その様子を藤井さんが撮影しているので(消していなければ)映像資料もあるので、私の被害妄想ではないと考えられる。
ディレクターとしての資質がないユミソンに、北田さんと井上さんと神野さんは指導してあげていただけだ、無知でわがままなユミソンが悪いという話を広めているというのも人づてにきいている。無知でわがままで資質がないのはその通り。しかし私がディレクターになったのではなく、実行員会が私を選んだ。その土地との関係を築いていた。それを3人はしていなかったから選ばれなかった。
北田さん井上さん神野さんが去る前に、北田さんに去らないように一度私から申し入れをした。理由は、北田さんは社会学者として福島というフィールドを得られたことをとても喜んでいて、今後10年は通うと大阪の社会学者の岸さんにも報告に行ったと北田さんから聞いていた。私も眠れなかったり胃が大変なことになっていて、正直圧力から早く解放されたいと思っていたが、10年20年と長い目で見れば、人間同士だから喧嘩もする、今はめたくそ辛いけれど、長い目で見てやっていこうと北田さんに申し出る(その前に、運営委員会のメンバーに彼らが福島にやってきても「紳士的に扱うように」と取り付けていて、運営員のメンバーは緊急入院したり、誹謗中傷を投げかけられたのに、了承してくれた。偉すぎる)。
井上さん経由で、北田さんはそんなにユミソンの言うことを聞く運営委員会なら自分は戻らないと告げられる。その際に、田舎は自分には合わない、東京で芸術関連の何かをやる、中卒の馬鹿たちとは一緒にできないなど、最後っ屁みたいな話を聞く。その後に、井上さんは東大の職員となり神野さんと北田さんと社会の芸術だかAMSEAだかを始める(これも時間軸が繋がっているだけで因果関係はわからない)。
芸術祭は、三年連続で助成金が申請できるはずだったが一年目(開催は助成金をもらわずに開催したのも合わせると二回)で、終わってしまった。なぜなら助成先にへんなメールなどが行ったので。あと二回二千万円もらえる予定だったのに、なくなったのは私のせいだと何年か心に病む(病んでもお金は出来ないけれど、いつか何らかの形で福島の人たちには返したい)。
井上さんはCAMPでお世話になった人だし、北田さんもボランティアとして芸術祭に関わってくれてお世話になった。そして著書も読んでいた。こう言うことは書かない方が良い(悪いことする人にも、よい面があるのは当たり前だから、いちいち書くなという定説があるのは知っている)が、だからこそ、自分たちが複数人にしたことは振り返って欲しいと思う。
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セクハラ、パワハラが渦巻いている大学人やアート業界の人からすれば、ふーん、そっか。色々あるよね、で?なぜ今更?となりそうですが、冒頭にも書きましたが、私の後にも同じ目にあっている人が一人ではなく存在しているという話を人づてに聞いたのと、自分たちの行動を顧みずに、暴力やジェンダーについてのイベントをしているのを見て、知らずにいる参加者たちに、私は隠し事をしている気分になり書きました。
私の後の複数人の名前は私は知りませんが、全員女性だと聞く。私はその人たちから文章の公開を頼まれたわけではないので、逆恨みで、その複数人の人たちにあたったりはしないで欲しいと思います。
最後にもう一度書きます。もう、次の誰かに精神的な傷を負わせないで欲しいです。
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追記*
パワハラ抑止のために書きましたが、過去のメールを見返していて芸術祭の運営に対しての誤解と取れる言説が流布されていたのを発見しましたので、今一度訂正のために当時、参加アーティストたちに送ったメールを以下に貼り付けておきます。
井上さん北田さんが、アラフドの運営資金について「運営は地元の金持ちだ。それは復興資金を使って遊んでいるのではないか」という旨をフェイスブックやメール配信、集まりの場で発言をされました。
何度か書きましたが、運営資金は復興予算ではありません。
もちろん地元の金持ちのために使ってもいません。
運営の多くは、流用はせず個人として芸術祭のために沢山のお金を寄付していました。
しかし運営は協議を重ね、返金できる資金は返金し、運営事務局を解散し、今後二度と青年部で事務局を作らない事に決定をしました。
それは運営に携わる人が金持ちだったり、資金を流用しているという意味ではなく嘘か本当かに関わらず、これからがある町に、悪い噂の痕跡を残さないための前向きの対処として行われました。