はじめとおわり
去年の年末に、友だちが死んだ。
私は友だちが少なく、かつ、自分からはあまり連絡を取らないので、その友だちとも疎遠だった。ただし、私は親友だと思っていた。
その人は、屈託なく誰とでも自分から積極的に付き合う人なので、親友だと思っているのは、私の一方的な思い込みかもしれないけど、とにかく私にとっては親友だった。
SNSを始めてから長い文章の日記を書かなくなってしまったけれど、友だちが死んだ後に、その人のことを書こうとおもった。私は世に余されたるなんとやらとして、このnoteを始めた。
だけれど、怖くて、何も書けなくて、代わりに小学校の頃の親友の話を書いて、それでも怖くて、誰も支払わないだろう有料マガジンで公開した。本当は、怖い、とはちょっと違う。
悔しい。