年の瀬です。この超個人的noteももはや備忘録や頭の整理のツールと化して いるけれど、ざっと2023年を整理してみようかなと思います。 3年前から続けていたフリーランスのお仕事も、年始ですでにプロジェクトが落ち着いていたので今年は穏やかになるというのが見えていました。会社員として働く自分にとっては、食いっぱぐれてしまう危惧がなかったこともあり、一旦フリー案件を伸ばして行こうという動きは取らず、歩く速度を緩め、景色を眺める時間を過ごそうと決めていました。 (伸ばす努力を怠った
先々週の日曜に父と母、兄夫婦と食事に出かけた帰り、正月ぶりに祖父母宅を訪れた。 要介護5になった祖父と老老介護で圧迫骨折をしてしまった祖母を気にかけ、父は毎日祖父母宅に通い様々な手伝いをしている。少し痴呆が入り始めていたため「じいちゃんはもう由実加のこと忘れてるかもしれない」と父に告げられ、リマインドも兼ねつつ、会う度に痩せ細っていく祖父が心配で、顔を見せに行った。 不調があるたび病院で様々な治療を受けてきた祖父は、病院で過ごす時間の窮屈さと虚しさに限界を感じ、在宅診療と
はい、10月になりました。え? 信じられますか?私はそもそもコロナが蔓延した2020年頃から、 1年前だか2年前だかも分からない時空を漂っています。 昨年に比べて今年は穏やかだなぁ、という感覚があるものの、 大きなトピックが2つほどありました。 ー 1つ目は手術入院。 穏やかになったら治そうと思っていた婦人科の疾患と、ようやく向き合ったという感じです。ここ1年半くらいは処方薬と定期検査で様子見 + それどころでは無いくらい仕事に集中していたので気に病む暇もなかったけど
こんにちは。前回noteの記事を書いてからなんと2年も経ってしまっていたことに驚きを隠せない吉岡です。息をするように投稿できる人、素晴らしい。。。 見習いつつ、文章トレーニングの一環として、また少しずつ書いていこうかなと思います。 この2年間というのは月並みの言葉ですが本当にあっという間で、社会情勢的にもさまざまな変化がありましたね。 お陰さまでmethod所属4年目に突入し、デザイナーとしての2足のわらじ生活も2年半ほどが経ちました。この生活を通して、たくさんの人に出逢え
みなさんは「オタク」と聞いて何を連想しますか? 2004年(16年前…!)に刊行された「電車男」を皮切りに、この言葉を聞き馴染むようになった気がしているのは私だけかもしれませんが、今や日本の文化の代名詞となったアニメや漫画、アイドルなど、サブカルチャーを連想する方もきっといると思います。 そう、数年前までは。 でもこの感覚、すでに古いかもしれません。 2000年代後半。当時通っていた私の高校は都心にあり、生徒は都内の様々な地域から通っていたため、趣味嗜好も地元も様々、部
美術大学でプロダクトデザインを学んでいた私は、3年生から始まる就職活動で路頭に迷っていました。 自ら新しいものや価値を生み出す楽しさや達成感と同時に、まだまだ勉強不足だし鍛錬したいという気持ちは募っていたれけど、いかんせん世の中には面白いものがすでに溢れかえっている。 学科内の友人の夢は様々で、もともとカーデザイナーを目指して入学した人、キャリアを重視して一流企業を目指す人、自分の得意なデザインの系統に合った分野を選ぶ人など、みんなそれぞれ「その人らしい場所」に就職を決め