音楽大学に行って良かったか
私は音大の附属高校からそのまま附属推薦で音大に入りましたが、音大の4年間も高校同様本当に充実した時間で、行って良かったと思います。行かせてくれた親に感謝しないといけないなと思います。
大学ではジャズ専修に転科するか、高校からそのまま電子オルガン(エレクトーン)専攻でいくか大分悩みましたが、当時は附属推薦でジャズが無かったのでそのまま推薦枠で電子オルガン専攻のまま進むことにしました。
ジャズ専修で入っていたら今頃エレクトーンは全くやらなくなっていたかもしれませんし、人生分からないですね。。
電子オルガン専攻で入ったものの、高校生の時ほどエレクトーンへの熱は無くなり(^^;)、どちらかというとサークルでやっていたジャズピアノやピアノBGM演奏のアルバイト、作曲に没頭していました。
大学はコンクールのファイナルでよく目にする方ばかりでかなり周りのレベルが高く、どうせ自分なんて…と半分エレクトーンから逃げていた部分もあります。今となっては素晴らしい環境にいたのだから、もっと真剣にエレクトーンもやれば良かったと大後悔しています。この後悔があったからこそ卒業した今、頑張れている部分もありますが…
しかし逆にエレクトーンに縛られることが無かったからこそ、色々な専攻楽器の友人ができたことは大きな財産になりました。今でも仕事を共にする仲間もいます。
私のいた大学は当時は全員必ず出ましょう!みたいな演奏会は無く、自分や仲間と学内学外問わず演奏の場をどんどん作っていくしかなかったので、受身のままだとほとんど得られる物が無いまま終わってしまうかもしれませんが、自分次第では本当に貴重な経験ができる音大生活だと思います。まぁこれはきっと音大に限ったことではないですね。
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