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🎄今年読んでよかった本 Advent Calendar2023
今年出会えて良かった人2023🍋よしぱんさんの企画に乗っからせて頂きました。
実のところ、本棚って友達のお家に行った時も
何となくその人の内面を見るような気がして
直視することに気を使うタイプです。
ちょっと手帳の中を見せるような
手帳の中をみせてもらうような
そんな気分もするこの企画
エイッと書いてみます。
2023年12月16日
タルトタタン
🍎
1.『向き合う』📘 正しい家計管理 長期プラン編 / 林 總
この2冊の本は2022年の年末から2023年のお正月休みにかけて読んでいた本です。
偶然立ち寄った本屋さんで、このかわいい装丁に導かれて長期プラン編を連れて帰りました。
内容はというと正直可愛くはありません。
よくある『こんな楽に家計を見直せます!』
そういう本ではなくて自分の家計に真正面から、楽せず、向き合うそんな方法が書かれています。
そして、とても理にかなっているので
一度身につけたら一生物の知識だと思います。
方法部分のイメージは『紙に手で書く手帳』のように、自分で書いて、自分の数字と『向き合う』そんな感じです。
私自身が取り掛かれているかと聞かれるとなかなか難しくて毎月はできませんが、年に一度は自分の家の決算書作るべし!と作りました。
ベースがあるので、2023年も年末更新予定です。
こちらは、長期プラン編の前に出版されているものです。
またまたかわいい装丁です。
私はすっかり『すみれ書房』さんが好きになってしまいました。
2.『学ぶ』📗 冒険の書 AI時代のアンラーニング / 孫 泰蔵
急速に世の中の流れがスピードアップする中で、眼の前で勉強している息子をみて湧いてきた疑問そもそも『学ぶこと』って何なのだ!?
将来に向けての準備という側面で見るとこの勉強方法はこれからの時代に沿っているのか?
でも、じゃあって何をすればよいの?
私自身の経験値では分からない!
そう思っていた時に出会いました。
1の『向き合う』でご紹介した本と同様、骨太の一冊です。
哲学書的な側面もあって、実は自分の中で消化しきれていない部分があるのでもう一度読もうと思っています。
読んでみて『学ぶ』ということは本来楽しいことではないか!
という原点に帰ってきた気がします。
ちょうど、自分が属しているコミュニティで『学ぶ』ということを楽しいと実感したこともあり、この部分は確信に変わりました。
その先にどう動くのか。この部分が今の自分の課題です。
3.『話す』📙 話し方は3割 / 松本 和也
2023年に初めて経験したことの一つ、高校1年生に向けての職業講話にむけ改めて『話し方』からアプローチしてみようと思い手に取った本です。
何故か自分の目で選びたい!と思い、家の近くの本屋さんで、怪しげなくらい本棚の話し方関連本の『目次』と『はじめに』を読み倒して選んできた1冊です。
人前で話しする方法論をとても丁寧に解説した良書なのでお守り代わりの一冊、手元にどうぞ!
4.『癒される』📘 マカン・マラン シリーズ / 古内 一恵
シリーズ物4冊、疲れた心を癒やす本です。
今年読んだわけではないのですが、今年手元に置きたく買い揃えました。
最後の4巻を読むときは、終わってほしくない、まだ続いていてほしい!となかなかページを進められなかった本です。
毎日の生活で、人との関係性で疲れてしまうことが誰しもあるはず。
そんな時に、心もお腹にも優しくそっと寄り添ってくれるそんな小説です。
色々な悩みに対面するストーリーと心の変化が丁寧に書かれていて読んでいると必ず自分のお気に入りの一編が見つかるはずです。
誰しも読後には自分のマカンマランが欲しくなります。
古内一絵さんの別の書籍では密かにこのシリーズの登場人物が出てきたりするのでそれも古内さんファンとしては楽しいです。
5.『強くなる』📕 鋼の自己肯定感 / 宮崎 直子
強そうな装丁に圧倒され、気になるけど読んでなかった一冊。
Kindleで読めたので読んでみました。
表紙は裏切りませんでした!
やさしく教えてくれるというより
一緒に心を鍛えてくれ実践する感じ。
気持ちよく、ここまで言い切ってくれると
自分にもできる気がして、なんだか心軽やかな読後感でした。
よくある、そばに寄り添うタイプの自己肯定感本ではなくて体育会系の自己肯定感本そんな感じでおすすめです。
6.『つながる』📖番外編
上記2の『冒険の書』で学ぶことについてアンテナが立っていたから、この2人の著者の素敵なセミナー&ワークショップと講演会に参加することに繋がりました。
なんとなく気に留めるのではなく、手帳や読書ログに文字で気持ちを残すことが引き起こす、ドキドキするほどの引き寄せを感じる機会となりました。
ピョートル/フェリクス・グジバチさんのセミナー
ちょうど教育関係者の方が多く参加される企画だったのですが『冒険の書』を読んで参加してみようと思ったと発言したところ、まさに、孫泰蔵さんと一緒にお仕事されている方にお会いできたり、主催者の方もすごく影響を受けた本だとおっしゃっていて驚きました。
グジバチさんの語りはとてもフレンドリーな語り口調でこんなふうに職場で語れるようになりたいと思いました。
ミナペルホネンの皆川明さんの講演会
なにか『学ぶ』ことができるといいなと思って参加したのですが、眼の前で皆川さんの語られる話は、冒険の書で私が掴みかねていた生き方、人間としてのバトンの渡し方、生き方で、そりゃもう、聞いていて興奮しました。
ちなみに、皆川明さんの本はまだあえて読んでいません。
この年の瀬に、コーヒー淹れてゆったりした気分でもう一度講演会の語りを思い出しながら読む予定です。あぁ、楽しみだ。
相変わらず、長文となってしまいましたが
本を通して私の2023年振り返りができた気がします。
お付き合いありがとうございました。