未知の世界に足を踏み入れる喜び
母親のいない家庭に育った私は
髪の毛を結ってもらったことがない。
『ポニーテールはふりむかない』ってドラマの影響で(古い、知ってる人いるだろうか…)
ポニーテールに憧れ、髪を伸ばしたかったけど、少し伸びるといつも床屋さんに連れて行かれ、短くカットされていた。
小学校の中学年くらいになると、床屋さん行くのも恥ずかしくなり、女の人が行く『髪切り屋さん』に行きたいと、要求したら、祖父の姉が、『美容室』に連れて行ってくれた。
ここは、腕が確かな美容室だっていって連れて行かれても、相変わらずショートカットにされてしまう。
腕が確かかどうかわからないけど、そこの美容室のお客さんはお年寄りばかり。
もっとキラキラした髪切り屋さんに行きたいのに…って思っても、その夢はしばらく叶わなかった。
そんな私のもとに、女の子が二人もやってきてくれて、女の子のママになった。
赤ちゃんの時は、おハゲちゃんで、
男の子に間違われる事が多くて、
早く髪伸びないだろうかと、
待ち遠しかったのだが、
いざ伸ばしてみると、ちょんまげか、後ろで二つ結びか、よく頑張っても三つ編みくらいしか出来なかった。
憧れていたポニーテールを娘にしてやると、きれいに束ねられず、グチャグチャ。
そんな私が、ついこないだ娘の友達のママさんに編み込みの仕方を教わり、最近、出来るようになった。
決して、キレイな編み込みではないけど、絶対出来るはずがないって思っていた編み込みが出来るようになったって、
すごくない〜⁇
約40年かけて、編み込みを習得したことを、今日はほめる‼︎
ブラボー‼︎
今年の年末くらいには、もっとキレイに編み込めるようになっているかもしれない。
未知の世界に足を踏み入れると、その世界は日常となり、それが『常識』として自分の脳にインプットされる。
どうせ足を踏み入れるのであれば、いい世界にズカズカ入って行きたい。
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