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「洗濯の干し作業」は、部屋の中でおこなうと効率的。
( No.6 )
洗濯物を干す手順ですが、毎日決まった方法でおこなっていませんか?
「昨日はこのやり方だったから、今日は違う手順でやってみよう」ということは、あまりしないと思います。
「人間は習慣の生き物である」(ジョン・デューイ:アメリカの哲学者)という言葉の通り、きっと毎日、無意識的に同じ動作を繰りしているはず。
この毎日の作業が一番効率的なやり方であればいいのですが、もし改善の余地があるのなら、とてももったいないことです。
もし現在洗濯干しにかかっている時間を5分短縮することができれば、1年で30時間生み出すことになります。
10年では300時間です。
私は主婦になりたての頃、洗濯作業に(も)かなり時間がかかっていました。
当時のやり方を説明すると、
① 洗い終わった洗濯物を洗濯機から取り出してカゴに入れる。
② そのままベランダへ持って行く。
③ カゴから洗濯物を一つひとつ取り出しながら、ハンガーにかけ、洗濯ピンチに挟み、タオルハンガーに乗せていくという作業を繰り返す。というもの。
しかしこのやり方は、今考えるととても非効率的。
でも当時は効率が悪いとわからなかった… というか、何も考えずにやっていました。
20年以上ほぼ毎日洗濯をしていると、さすがに途中でこれは遅いぞと気付いてきて、少しずつ改善していくように。
外での作業が遅くなる理由
● 洗濯物を分類するためのスペースがないこと(洗濯物が汚れるため、下に置けない)
● 前準備がないため、無駄な動作が多くなってしまうこと
部屋の中でおこなう利点
● テーブルの上に広げて作業ができる= 洗濯物が汚れない
● 十分な作業スペースが取れるため、ハンガー用、洗濯ピンチ用、タオルを一気に分別できる(段取り)
● 洗濯物をテーブルに置いたまま、ハンガーやピンチにサッサッサッとかけていけるので作業が早い
● 外での作業が短くなるから、夏は蚊にかまれる回数が減る!( ← 私にとっては、これ重要 )。冬は暖かい部屋の中でできるので、外の寒い所でしなくてすみます。
ただ室内で作業するためには、室内用の洗濯ポールが必要です。天気の悪い日用に、すでに使っている人も多いかもしれませんね。
室内ポールも天井から吊り下げるもの、壁付けタイプのもの、頑丈な突っ張り棒に、ワイヤー式のものなど色々なタイプありますが、長いタイプの方が使いやすいです。(洗濯の量が多い場合)
我が家では川口技研のホスクリーンという吊り下げタイプのものを、エアコンの前に取り付けました。
冬の乾燥した季節は乾かしながら加湿も同時にできるので、インテリア的に見た目が気にならないという人であれば、エアコン前、お勧めです。
もし現在、洗濯作業を外でおこなっているなら、一度室内作業を試してみてはいかかでしょうか。特に家族が多くて洗濯物が多い場合、時短に効果があるはずです。
早くできる手順を色々試して時間を計ってみて、一番早かった方法を習慣化してみてください。
★★★
私はメンターから聞いた、「塵も積もれば山となる」でなく「塵を積もらせ山にする」という言葉が大好きです。
あなたも毎日の小さな家事時短で、たくさんの自由な時間を手に入れてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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