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飛行機が飛んでいても、安心して見ることができる平和。
今日は、終戦記念日ですね。
たまになんですが、空を見上げて飛行機が飛んでいるときに、ふと思うことがあります。
ふだん自分はなんの不安もなく飛行機を眺めているけれど、戦争中だった時の人たちは、どんな思いで飛行機を見ていたんだろうか.....…
私は現在40半ば。そして自分が初めて戦争に関する話を聞いたのは、小学生のとき。
原爆を体験された方が学校へ来られて、そのお話を、体育館で全校生徒みんなで並んで聞いたことがありました。
静かに、でも、私たち子どもに伝えようと静かな熱意で語られるその重みのある体験記に、初めて自分が身近に感じる戦争の恐ろしさに泣きそうになったのを覚えています。
それから今まで、戦争に関する映画や漫画、本、資料などをいくつか見てきました。
でも、その度に、なんとも言えない気持ちになったとしても、恐ろしいと感じても、決して体験した方の辛さを「わかった」なんて言うことはできません。
今、のんびりと空を見上げれる私たちにとって怖いのは、興味を持たないこと。関心を持たないことのような気がします。
そして今年読んだ戦争に関する話では、おざわゆきさんが描かれた漫画を読みました。
ひとつは、作者のお父さんがシベリアで体験された話をもとに描かれた
「凍りの掌(て)」。
戦争の過酷な「シベリア抑留」は、言葉では聞いたことがあってもどのような内容だったかは知らずのまま。
極寒の中での作業を強いられ、ほんの小さなパンのみを与えられる生活。
病気にかかったとしても、ちゃんとした治療も受けられない。
亡くなった人への小さなパンのお供えを、罰が待っているとわかっていても隠れて食べる人......
この漫画は、事実をもとに描かれています。
(電子書籍)
もうひとつは、「あとかたの街」講談社(全5巻)
太平洋戦争末期の昭和19年の名古屋に住む、木村あい主人公の、戦争体験。
終戦記念日ということで、自分のなかで印象に強く残ったこの2作品を、ご紹介させていただきました。
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