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【まとめ】2024年に読んだ本

私が2024年に読んだ本のまとめ。今年出版されたという意味ではなく、私が今年読んだという視点のまとめである。以下に挙げるのは読了した本のみで、もちろんこの倍くらいは読みかけて途中でやめた本がある。


【本】 28冊

【小説】 18冊

やっぱり昔の名作とか、有名作家の書く本とかは、多少自分に合わない部分があったりしてもめちゃくちゃ面白い本が多いなぁと再認識した。ただ、そういう本ばかりじゃなく最近の流行りにも面白いものがあるハズだと思って色々読んでみるのだけど、その類の当たりは残念ながら今年は引けなかった。
2024年の一番の成果は、『薔薇の名前』の上下巻を読了した事だろう。自分はウンベルト・エーコの作品を読んだ事があるんだぞという、変な自信をつけた。読むのは大変だったけど、めちゃくちゃ面白い小説だった。2025年も、何か自信になるような分厚くて読むのが大変な名作を1冊でいいから読んでみたいものだと思う。ドストエフスキーとか。
新規開拓とか読んだ事がない名作の掘り起こしも良いけど、北方謙三とか椎名誠とか中村航とか、自分が大好きな作家の本ってやっぱり面白いなとおもうので、そういう馴染みの作家の小説も引き続き読んでいきたい。
それと、SF小説をもう少し開拓していきたい。

  1. 『武器よさらば』下 ヘミングウェイ 3.0

  2. 『舟を編む』 三浦しをん 4.0

  3. 『薔薇の名前』上・下 ウンベルト・エーコ 4.0

  4. 『流浪の月』 凪良ゆう 3.0

  5. 『荒地の家族』 佐藤厚志 2.5

  6. 『東京都同情塔』 九段理江 2.0

  7. 『郵便配達は二度ベルを鳴らす』 ケイン 3.0

  8. 『鉄道員ぽっぽや』 浅田次郎 2.0

  9. 『火車』 宮部みゆき 3.5

  10. 『かがみの古城』 辻村深月 2.5

  11. 『食堂かたつむり』 小川糸 2.5

  12. 『ハリー・クバート事件』上・下 ジョエル・ディケール 3.0

  13. 『EVENA』 椎名誠 3.0

  14. 『ジーキル博士とハイド氏』 スティーブンスン 3.5

  15. 『黄昏のために』 北方謙三 3.5

  16. 『年下のセンセイ』 中村航 3.5

  17. 『おいしいごはんが食べられますように』 高瀬隼子 2.5

【エッセイ】 2冊

エッセイって私の中で、小説より読みやすくて小説家の書くうまい文章を楽しめる手頃な読み物みたいな位置付けなのだけど、今年はしっかり読書をしていこう!という意気込みがあってあまり手に取らなかった。読んだ2作は個人的にはあまり響かなかった。

  1. 『創作の極意と掟』 筒井康隆 2.5

  2. 『人生の滋味』 池波正太郎 2.0

【実用書など】 8冊

自己啓発本の類はほぼ外国人の著者しか読まないのだけど、もう本当に日本人の書く自己啓発本はとことん自分には合わないんだなと思った。今年はお金の本(『JUST KEEP BUYING』)と時間の本(『限りある時間の使い方』)で良い自己啓発本に出会えたのが良かった。気分が前向きになるし、トイレで読む本として重宝しているので、おそらく娯楽としてこれからも自己啓発本は読んでいくと思う。
2025年は自己啓発本だけでなく、知識が増えるような新書の類をもう少し読んでいきたい。

  1. 『地頭が劇的に良くなるスタンフォード式超ノート術』 柏野尊徳 2.0

  2. 『言語の本質』 今井むつみ&秋田喜美 3.5

  3. 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』 新井紀子 3.0

  4. 『その「決断」がすべてを解決する』 マーク・マンソン 2.5

  5. 『2週間で小説を書く!』 清水良典 3.0

  6. 『エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。』 山口真由 2.5

  7. 『JUST KEEP BUYING』 ニック・マジューリ 4.0

  8. 『限りある時間の使い方』 オリバー・バークマン 3.5

まとめ

年間50冊の本を読むのが目標だったが、今年も28冊と目標に届かなかった。これだけ娯楽の溢れた中で年間50冊の本を読了するためには、集中して読書をする環境づくりみたいな大きな変化が必要なのだろう。本を読むのは楽しいけど、やはり他の娯楽に比べるとハードルの高い作業だと思うし。
なのでその辺りを考えつつ、2025年も50冊を目標にたくさん本を読んでいきたい。できれば、1冊でもしっかりした英語の本を読了したいと思っている。

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