勝利と栄光の母
とってもご無沙汰の投稿になりました。
なぜなら私、とっても忙しかったのです
って言うのは言い訳。
そんなこと言ったらみんな忙しい。
実は我が愛しの母が今年2月26日に他界しまして。
そしてさらに実は遡ること昨年5月に余命宣告されまして。
「もって年内ですね。」
なんて言う医者の言葉に最初ポカーンとしながら、
母が死ぬわけないよな。
なんて現実逃避しながらも残り少ないかもしれないと言われた母との生活に集中していました。
それがブログの更新を怠った言い訳。
正直言うとただ書く気になれなかっただけです。
我が愛しのMacの電源もつかなくなってしまい、ということも重なり。
死なないだろうと思った母が亡くなり8ヶ月。
気持ちもだいぶ落ち着いて、Macの買い替えもし、生活にも余裕が出来てきたので再開しようかなと。
母は多発性骨髄という血液の細胞の癌でした。
診断されたのがちょうど10年前。
父を17年間に亡くしているので、ちょうど父の七回忌を終え、ほっと一息。そんな時に見つかりました。
元々リウマチで治療をしていたので、その検査で見つかったのは不幸中の幸い。
なぜならとっても初期だったからです。
しかし不幸なのは、切除などできる癌ではないので進行を遅らせる術しか選択肢がありませんでした。
しかししかし不幸中の幸いパート2は、進行が遅い癌が故に先生からは10年20年は生きられますよ!と言われていました。それがちょうど10年前。
ちょうど10年でした。
20年いってほしかったな。
命がわずかであると知っていることはそこに常に悲しみが寄り添うので
辛いことももちろん多かったですが、
最後に母に悔いのないようにと一緒に笑って過ごせたので良かったと思います。
母の好きな花や自然にたくさん触れられました。
ありふれた景色すらも、愛おしく貴重なものだと気づけた時間。
今思っても、不思議な感覚でいっぱいの日々でした。
母はお礼と挨拶を大事にする人だったので、私も感謝の気持ちを常に忘れずに
謙虚に毎日生きていこう、
そして人生にいつ終わりが訪れるかわからない、
悔いの無いように今を大事にしようと母の闘病から学びました。
心を痛めつけるようなニュースも相変わらず多く、
不条理な世の中にため息をつきたくもなる。
でも自分が今何をしたいのか、何ができるのか身近なことから取り掛かっていこうと思います。
また以前のように、食べ物や、お酒や、健康や美容のことなどこれからつらつらと綴っていこうと思います。
また、お付き合いいただけたら幸いです。
ではまたね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?