6月22日 キャンセル・カルチャー 2020年
また最近、CancelCulture系の言葉がトレンドに登場してくるようになった。週末には、#CancelYaleがトレンドしていた。
私が人生の2年弱を過ごしたイエール大学は、レイシスト大学である。ということは、これまでみんなこっそり口にしてきたことであるが、今、それが公言されるようになった。
これまでもマイノリティ学生が他のアイビーリーグに比べて少ないという批判は常にあったし、地元の黒人コミュニティを搾取しているという声もあった。アンチ・アジア人バイアスで教育省の捜査の対象になったこともある。
ハッシュタグをクリックして見ると、イエールという名前がついた理由になったお金持ちのエリフ・イエールというビジネスマンが奴隷商だったことが書かれていた。
(そういえば去年9月にもキャンセルカルチャーについて書いていた)
今回のBLMによって誘発されたキャンセルカルチャーは、いろんな形に現れている。
エンターテイメント界の人たちが過去の人種差別発言が取りざたされて解雇される、というパターンがひとつ。
そして、植民地主義を象徴する銅像が引き倒される、というパターン。
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