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6月18日 レイシズムと差別について考える

なぜ、日本人が#blacklivesmatter について知る必要があるのか、なぜレイシズムについて考えるべきなのか、ということを伝えたい、伝えないといけないと思うことと、自分がそれを伝えることができる能力というものの間にはやっぱりギャップがあって、日々、葛藤している。

差別はない、日本には関係ない、という声を見るにつけ、心が重くなる。日本で暮らしながら、差別を体験している人がたくさんいることを知っているから。そしてときどき、意識のギャップを前に、無力感に押しつぶされそうになる。

一昨年の暮れにnumabooksから出した刊行した「My Little New York Times」でも、#blacklivesmatterのことは書いていたが、たとえばフェミニズムや食の安全性、ジェントリフィケーションといった話題に比べたら、日本で聞かれることも少なく、あまり語ってこなかったという反省もあり、今回は、まずは語りあうということだ!、と、インスタライブをすることにした。こういう話をしてくれるのは誰だろう、と、ニューヨークでアート教師をする知人で、沖縄、キューバ、プエルトリコの血を引くロドリゲス=伊豆見・彩さんにお願いをした。

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