Here comes the sun.
長男は、自分の生まれた年にたくさんの有名人がいるのがちょっとうれしいらしい。「どんな人がおるの?」と聞くと、たしかに、すごい。今人気のある俳優さんはみんなこの年に生まれたのでは?と思うくらいたくさんいる。
私はというと、うーん、思いつくのは80年代に一斉を風靡したアイドルだった彼女とか、いくつものバラエティ番組をかけもちしていたお笑いコンビの1人…くらいかな、と思っていた。しかし先週息子が調べてくれて、意外にたくさん有名な人がいるのがわかった。そのうちの1人が、Jon Bon Joviであった。
ボンジョビは先日、日本のニュース番組に出ていた。彼は当然ながら大金持ちである。そして音楽活動のかたわら、自費でレストランを経営している。そのレストランは、客が代金を設定することができ、後に来るかもしれない、お金を払えない客の分も料金を支払っておくというシステムもある。一方、無料で食べることもできる。ただしその場合、そのレストランでボランティアとして働くことが条件だという。しかし現在、コロナ禍でお客さんが少なくなった分働いてくれる人も減ったため、ボンジョビ自身がキッチンで皿洗いなどもやっているということだった。
ボンジョビと同い年である私は、今までに何ができただろう。それなりに仕事は一生懸命やってきたつもりだ。しかし、何を残せたのか。いや、それより大事なのは、「これから」何が残せるかだ。ありがとう、ボンジョビ。この年になってもまだまだできることがあることを教えてくれた。
今日のアメリカ大統領就任式で、"Here Comes the Sun"を選曲したボンジョビ。うん、そうだ。日はまた昇る。去年は予想もしないような年になったけれど、未来を信じよう。
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