『〇〇か月で英語がペラペラになる』って本当?
よく書店でこのようなタイトルの英語書籍を目にしますね。
本当に数か月でペラペラになれるの?
答えは、YesでもありNoでもあります。
その答えに「はぁ?」と納得いかない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どうしてYesでもありNoでもあるのでしょうか?
それは、英語学習されている方の「どの程度のペラペラを期待しているの」によって、答えが違ってきます。
英語で日常会話ができるようになりたい
英語を頑張っている方たちが、よく口にする強い思い
「外国人又は英語ネィティブと日常会話ができるようになれたらなぁ~」
この気持ちは私にもありました!だから、手あたり次第、本屋で強いキャッチフレーズの英語本を手を取り、書かれている英語のフレーズを覚えていました。
この「日常会話」と言う表現が曲者なんです。
日常会話って何ですか?
日常会話ってどの程度のことを期待しているのですか?
「朝起きて、夜寝るまでの自分の活動」を英語で表現できるだったら、数か月で表現できるようになるでしょう。
get up, eat, have a shower/bath, drink, go to, chat with, study, work, go to bed…と言った「中学で学んだ英単語と文法」で表現で可能だからです。
貴方が、一方的に「自分は何をした」を表現をするのだったら、その表現を何回も音読して暗記して、それらの表現はペラペラ英語で話せるでしょう。
だた、会話というのは、相手があるスピーキング。相手との情報のチャッチボールが成立してはじめて、「会話ができた!」という達成感が生まれてくるのではないでしょうか?
その為には、「相手」に会話のボールを投げてあげなければいけません。そして、相手から投げ返されたボールを理解して、再度別のボールを投げてあげなければ、会話は成立しないのです。
ここで、必要となってくるスキルは
1)貴方は、相手が理解できる発音やイントネーション、リズムなどで英語を話しているのか
2)貴方は、相手の英語の音を理解できているのか
3)貴方には、相手がもっと話したいと思える「トピック」の引き出しがあるのか
これは、大学や、職場や、小さいコミュニティー(例えばママ友や趣味の仲間など)での日常会話も全く同じスキルが必要です。
実は日常会話むずかしい
実は、日常会話は意外と難しいんですよ。仕事のプレゼンなどの自分の専門性のある英語の方が話しやすかったりするんです。仕事など専門性からトピックが限られているので、「今みんなが何を(どんなトピックを)はなしているかわかる」んです。
次回は、外国語習得専門家であり、自身の経験から、どうやって英会話ができるようになるか、できれば、留学しないでどう勉強するかなどについて書きたいと思います。
「どうやったら英語が話せるようになれるの?」と悩んでいる方たちのお役にすこしでもたてればと思います。