イギリスからの欧州日帰りの旅:アムステルダム到着まで
2023年5月10日(水)、イギリス南西部の田舎都市からアムステルダムへのなんと日帰り弾丸旅行(アムス滞在時間約10時間)を決行した。
アムステルダムには過去2回行ったことがあったが、改修工事中でRijksmuseum (アムステルダム国立美術館)に行けなかったので、Rijksmuseumが今回の最大の旅の目的だった。
2020年5月にアムス行きの飛行機とホテルの予約を完了していたが、コロナ蔓延で飛行機がキャンセルで旅を断念した。
2023年2月頃アムス(航空券が比較的安い時期)に行こうかと思ったが、冬の天候やストライキなどで難しい旅になる可能性もあると判断し旅を計画しなかった。
そして、今回やっと念願のアムスの旅が実現できた。
旅を決行した1週間前に、なにげなくイギリス地方空港(私の最寄り空港)からアムスまでのEasyjet(LCC)航空運賃を知らべたら、なんとSale(往復£69 :約1万2千円) になっていて、2日間有給休暇をとって、突如「アムス日帰り弾丸旅行」の計画を開始。
アムス行きの便は朝7時。2時間前の朝5時に空港に到着する必要があった。興奮のあまりか、2時間弱の睡眠しかとれなかったが、心のワクワクの方が睡眠不足より勝った。朝2時半頃自宅を出て、2時間ほどバスにゆられ、なんと(!)定刻に空港に到着した。
私の最近の旅のコツは、手荷物のみで飛行機に乗るミニマリスト的な旅のやり方。この理由は
1)チェックインは事前オンラインのみで空港のカウンターに行かなくてよい(時間の節約)
2)到着地で預け入れ荷物を受け取らなくてよい(時間の節約)
3)預け入れ荷物の紛失などのトラブルに巻き込まれない(余計なトラブル回避)
4)身軽に迅速に移動できる(疲労軽減)
コロナ後のイギリスの空港は、スタッフ不足やストライキで、預け入れ荷物のトラブルが多発しているからだ。ちなみに、最近日本に帰国する際も、行き(ロンドンヒースローから羽田まで)は、手荷物のみで飛行機に乗った。これはヒースロー空港での保安検査のストライキや空港の込み具合や混乱を考えた結果。
朝5時に最寄り空港に到着したら、Easyjetのチェックインカウンターがとても込み合っていた。その長い列を横目に私は保安検査に直進。保安検査も多少の列はあったが、なんと(!)15分ぐらいで保安検査を通過することができたので、幸先のいい旅のスタートを切った。
そして、なんと(!)、飛行機も定刻通りの運航で、朝9時半にスキポール空港に到着したのにも感動した。遅延も覚悟していただけに、全てがスムーズに進んでいて、とても驚いた。「なんと」の表現が多用しているが、これは「サービスへの期待度が低いと本来あるべき姿でもとても特別なことに感じる」を表現している。
アムステルダムのスキポール空港でも、入国審査もなんと(!)5分ぐらいで通過できた。審査官から「オランダにはどのくらい滞在しますか?」と聞かれ、「実は今晩イギリスへ向かいます。今回は美術館に行く目的です」と答えると、その審査官は驚いた顔と笑顔で「良い1日を!」と言ってくれた。
「うん、これもなかなか良い旅のスタートだ」心の中でそう呟いた。