本当に大切にしたいこと
『わたしはマララ』のマララさんに関する記事を読みました。
マララさんは、パキスタンで「女性が教育を受ける権利」を訴える活動を続け、中学生の時にタリバンに銃撃された女性です。ご存知の方も多いと思いますが。
日本では、当たり前に中学生までの義務教育を受けることができるけれど、パキスタンではそれが当たり前ではありません。特に女の子は教育を受けることを良しとしない文化的な背景があります。
マララさんの活動のおかげで、改善のための努力が続けられているそうですが、まだまだ課題が残っているそうです。
パキスタンの子どもたちのように、学ぶことが当たり前になっていない地域の子どもたちのインタビューを聞くと、学びに対してとてもワクワクした気持ちが伝わってきます。
知らないことを知る喜びやワクワク。
分からないことが分かるようになる感覚。
学ぶことが当たり前になっている日本で、どこまで感じられているだろうか?
日本人として必要な日本語。これくらいの計算は大人になって必要だからと教えている算数。「やらなければならない」目線で伝えてしまっていることが多かったなと反省しました。(オーストラリアの現地校に通っているので、日本のお勉強は私と主人が教えています。)
知っておいてほしいことも確かだけれど、子どもたちが、漢字の成り立ちや言葉の面白さ、考えるプロセスの楽しさを感じられることの方がもっと大切だ。とハッとさせられました。
学ぶ環境を当たり前に与えてもらえて、他にもすでに色んなものが整った環境は、とてもありがたい反面、大切なことを忘れてしまうこともあります。
本当に大切にしたいことは何だっけ?
自分に問いかけながら過ごしたいです。
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