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グレートバリアリーフへの旅行 サンゴの白化 環境問題
子どもの頃から行ってみたかったグレートバリアリーフ。ついに行ってくることができました。
純粋に家族旅行を楽しむ目的で計画しましたが、私の中では、サンゴの白化現象も気になっていて、実際に見てみたかったので、とてもよい機会になりました。
※サンゴの白化:サンゴがストレスを受けた時に、サンゴに共生している褐虫藻を吐き出すことで起こる。白化が続くと、褐虫藻からが光合成によって作るものを受け取ることができず、死んでしまう。
1995年から2017年にグレートバリアリーフに関する研究によると、
この期間にサンゴ礁の規模と種類が50%以下に減っていることが判明した。特に、テーブルサンゴと枝状のサンゴの減少が激しかった。
ということなんです。
半分以下に減っているというのが本当に衝撃的でした。
原因は、地球温暖化による海水温の上昇。国連によると、気温が1.5℃上昇すると、世界のサンゴの90%が死んでしまうと言います。
正直、最近までサンゴの白化のことをあまり知りませんでした。
知ったきっかけは、環境問題に興味を持ち始めたこと。
環境問題に興味を持ち始めたのは、ヨガを始めてから、身の回りのもの、自然に対して改めてありがたさを日々感じるようになったから、だと思います。
日々何気なく過ごしていると、便利な毎日が当たり前になり、そのものが作られている背景などまでに考えが及ばずにいました。
今回の旅では、3つのエリアにサンゴ礁を見に行きました。
最初に行ったところでは、白化したサンゴをたくさん目の当たりにして、もちろん生きていたサンゴも出来たけど、ショックでした。
「本当に死んでいっている。」
スノーケリングのガイドさんが、私たちにできることを何度も訴えていました。
「日焼け止めは使わないで」※
「スノーケルマスクの曇り止めは、唾が一番!だから私たちは使わないよ」
「サンゴを触らないでね」
「子どもたちの未来のために、お願いします」
※紫外線吸収剤がサンゴにダメージを与えます。紫外線吸収剤を使っていない、サンゴに優しい日焼け止めもあるから、なるべくそういうものを使いたいですね。
そのあと行ったふたつのエリアは、ケアンズからだいぶ離れていて、船で二時間ほど離れたところ。サンゴや貝殻がサンゴ礁に積み重なってできた島と、人間が作った浮島。
人間の生活圏から離れていると、サンゴの状態が全然違いました。素人目でもわかるほど。魚も本当にたくさんいて、海がイキイキしているように感じました。最初の場所との違いに驚くとともに、ちょっとほっとしました。
「まだ生きてた」
子どもたちも実際に自分の目で見たことで感じたものがあったようです。
私は環境に詳しいわけではないけれど、そして、文章にしてみるのは難しかったけれど、微力ながらも、私ができることがあるかもしれない。この文章が誰かが何かを感じるきっかけになれたらなと思い、書いてみました。
ケアンズの旅、こちらではサンゴや環境問題について書きましたが、他にも楽しい思い出がたくさん! おすすめの旅行先です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。