赤ちゃんのように!
生まれたての赤ちゃん。まだすやすや眠ることが多い時期から、1年後にはできることがたくさんになりますよね。
赤ちゃんの成長って本当にチャレンジとそれを乗り越える連続です。
寝返りできるようになるとき。
何度も惜しいところまでいっては戻り、たまに寝返ったところから戻れなくなって泣いてしまったり。でも、チャレンジをやめる赤ちゃんはいません。
ハイハイも。
たまにハイハイをすっとばして、すくっと立ち上げる飛び級な子もいますが、最初は、よいしょ、よいしょ、のところから、いつの間にかスタスタと動き回ります。個性的なハイハイをする子もいて、そんな姿もまた愛おしい♡(長男がそうでした。)自分で動ける自由を手に入れた赤ちゃんは、それはそれは生き生きとしています。
立ち上がる時。
なんどもゴチンとなったり、しりもちついたり。大泣きしたってまたチャレンジ。あんなに痛い思いをしたら、大人だったらあきらめてしまいそう。
できたときの感動。
本人の「できたー!!」っていう得意げで、とてもうれしそうな顔。今でも心に焼き付いています。
「できなくてもやってみよう!」という本能が、人間、動物にはもともと備わっているのだけど、成長とともに、失敗したり、まわりから言われたことだったり、また、持って生まれた気質によって、挑戦することが怖くなって、赤ちゃんのようにはチャレンジできなくなっていく人が多いんだと思います。
成長するにつれて、失敗したことを怒られたり、○歳なんだからそれくらいできて当たり前、と言われたり。チャレンジすることが怖くなる経験もしていきます。
でも赤ちゃんの頃は、とにかくまわりからあたたかい、何をしてもかわいいね、というまなざしで見守られ、失敗したからといって、まわりからとがめられることはない。失敗を怒られたり、なんでもっとできないんだ!!って対応をされ続けたら、赤ちゃんだってチャレンジを辞めてしまうでしょう。
過去の経験から、チャレンジを辞める、ということもまた、自分自身を守る本能が働いているんですよね。
でも、チャレンジしてみないと、成功体験を積み重ねることが難しい。成功体験を積み重ねることができないと、ぼく、わたしはなんでもできる!という自信をつけることが難しい。
だから、この、「やってみよう!」という感覚を育むことがとっても大切です。
今自信を失っていたとしても、いつからだって育める。
過去の苦い経験からくる思い込みを手放したり、子どもにかける声や環境を変えることで。
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