見出し画像

分かりやすい目標で売上UP!


皆さまこんにちは!

今回は客単価を上げる為の方法をシェアします。

私が担当した店舗で、
長年赤字だった店舗がありました。

立地は全く問題がないのですが、なかなか達成に至りませんでした。


理由は、売上目標に対する客数と平均客単価が足りていなかったからです。

データを分析してみたところ特に新規の数が少なかったので集客に力を入れていかなければならなかったのですが、
平均の客単価も他店舗に比べて低い事も分かりました。

客数は一度に増やそうとすると限界があるのですが、
平均客単価はスタッフの意識で上げる事ができるので
まずはじめに平均客単価をアップする方法を考えました。

平均客単価とは

総売上 ÷ 総客数 から求められる

お客様一人当たりの売上の平均になります。

この平均客単価が上がると、店舗の売り上げも上げる事ができます。

平均客単価はスタッフ全員が意識しないと上げる事ができないので、
まず始めに、見込み客数から必要となる平均客単価を割り出しました。

計算すると必要となる新規、既存の平均客単価がわかるので、
それを目標平均客単価とします。

次に通常メニューに何をしたら無理なく目標客単価になるのかをリストアップします。

リストアップした中から、過去のデータの中から自店の人気のメニュー、他店の人気メニューと比較しながら新規、既存のお客様ごとに2〜3個メニューをピックアップします。

このリストアップしたメニューをもとに、スタッフに向けてどのようにお客様に向けてお声がけしていくかを組み立てていきます。

マツエクサロンの場合

新規の場合
基本メニュー + 毛質(オプション)

既存の場合
通常メニュー + 毛質 + オプション1個

などと目標金額になるようなメニューを決めます。

オススメする場合も
ボリュームが欲しいお客様にはこの毛質がオススメ、
ナチュラルが好きなお客様にはこの毛質がオススメ

こんな悩みの人にはこのオプションがオススメ

とニーズに合わせたご提案ができるように
あらかじめメニューを決めておき、スタッフ間で共有する事で
押し売りにならずにご提案する事ができます。

ご来店される全てのお客様が1個プラスメニューをしてくれるだけで、
客単価が大幅に変わってくるのです。

お客様のニーズに合わせたオプションのご提案が明確になっていると、
オプションをオススメする事へのハードルが下がるので、
スタッフがより積極的にお客様へご提案ができるようになります。

全スタッフが客単価を意識しただけで、トータルの平均客単価が¥10,000越えをしました。

目標客単価と対応メニューは分かりやすくまとめてバックルームに貼っておくと、
スタッフの目につきやすく意識しやすいですので是非お試しください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?