”継続”の極意 わたしの場合
最近、継続することの大切さをヒシヒシと感じています。
あったり前の話だけど、継続してきたことしか結果が出ませんからね。
しかし、この継続というもの、私は本当に苦手。
小学生の頃から苦手でした。
書道やそろばんなど、小学生の頃から手を出してはすぐ辞めるの繰り返し。
それは大人になってからでも同じで、着物の着付け教室、染色教室、陶芸教室、パッチワーク教室、通信教育の「墨絵講座」、あ、作詞講座なんてのも手を出したことがあります笑
パン・お菓子教室はなんとか先生の免許まで取ったけど、取っただけ。
今やパンを焼くこともしてません(汗)
まあ何というか、色んなことにすぐ興味が出る割に、すぐ飽きるという性分なんですね。
そんなこんななので、ひとつもモノになっていないし、結果も出ていない。
あれを辞めなければ今頃プロ・・・なんて考えること、本当によくあります!
でもね、昔から母に「売るほど教材がある」と笑われてきた私だからこそ、分かったことがあります。
継続の極意ってやつ。
なぜ今それが分かったかというと・・・
こんな私ですが継続しているものも、いくつかあるからです。
こんなに昔から続かなかったのに、それでも15年、4年と長いスパンで続いているものもある!エライ!
この差って何だろう?なぜ私が続けることが出来ているのだろう?
と考えたわけです。
15年続いているものは、社会貢献のNPO団体(特定非営利活動法人ぷくぷくばるーん・小児病棟の遊びのボランティア)の運営、4年は「チアフル女子朝会」の開催。
この二つは立派に続いているのです!! ←ちょっと鼻の穴が広がる感じ笑
自分でも、私ちょっとエライな!なんて思う。
この二つがどうして続いてきたか。
その理由はいくつかあります。
まず一番の大きな理由
「それそのものに意味付け出来ているから」
どうしてやっているのか。
私にとって、他の人にとってどんな良いことがあるのか。
これが明確に言葉に出来るから。
これが一番軸になる理由ですね。
NPOの活動を続けてこれたのは、もちろん小児病棟に入院している子どもたちに、”笑顔が生まれる遊びの時間を届けたい”という想いが一番です。
息子を亡くしたという経験から、どうしても同じように頑張っている子どもたちに笑ってほしいから。
そしてチアフル女子朝会の場合は、とにかく元気になれるから!
この朝会を始めてから、ものすごく人生が豊かになりました。
毎朝の15分、友人たちと「昨日のプチハッピーは?」「今日な何頑張る?」そんな話をするだけですが、本当に意識も行動も変わりました。
一日の始まりが元気だと、一日ほんとに前向き!
これが私の人生を変えてくれているという、実感満載なのです。
そして、一緒にやっているメンバーたちの人生も、豊かにしているはず!
”朝の15分が、人生を豊かに変える!”
だから、やめられない。
こういう、なぜやるか?の意味を言葉にできるのはとても大きいですね。
それから、二つ目の理由は、自分以外の人が一緒だということ。
自分だけでやるのではなく、NPOでいうとボランティアさんやスタッフ。
チアフルでいうと、友人たち。
私がいなくても、同じ気持ちで進めてくれる。
これは本当に大きいです。
心強いし、何より、裏切れない。
辞めることは簡単だけど(散々今まで辞めてきたし)、
それによってその人たちの大切な時間を、意味のないものにしかねない。
私が始めたことで、人の大切な人生の時間を預かっているという大げさだな感覚・・・。
もしかしたら、辞めたって「残念!」と言われるだけかもしれませんが、
辞めないことで、必ずお互い得るものは大きいはず。
これは私の場合ですが、人とやるということも継続に必要な大きな理由です。
もし今、なにかをやめようかと思っていたり、継続できないなーなんて思っていたら、今継続できていることがなぜ継続しているのか?
振り返ってみると良いかも。
やめたって、どうにでもなることなのかもしれないですしね!
でも、継続したことしか結果はでません。
辞めることは本当に一瞬だし簡単で、やり続けることはとっても難しい。
でも、これからは何に対しても、昔の私より続けられることが増えるのではないかなー。なんて、思っています。
意味付けできない、興味だけで手を出したものは、今でも速攻やめるでしょうけどね! 笑