地域で働くってなんだろう
こまちぷらすの活動を支えてくださっているこまちパートナーの方々との小さな学びの場をつくっているのですが、(パートナーぷらす会という名前)そこで毎回プチ講演というかお話しするお時間をいただいています。テーマも毎回複数候補をあげて選んでもらうのですが、今期のみなさんは、「地域で働くってなんだろう」というテーマを選んでもらいそのテーマで考えてお話ししました。
具体的には、
◆関わる人が少ない社会と多い社会
→地域に関わる人が多い世界は、あそびのある「何かあっても大丈夫」な世界。
◆地域に関わるを関わる人視点からみると・・・
→参加することは自分との関わり直し
→参加することで「自発性」が高まる
(いろんな自発性:「やりたい」「選びとること(ボート)」「身を任せること」も自発性の一つ)
◆自発性の負の側面
→基準がない、自由が故の苦しさ
→頑張って疲れて休んで・・・となるのは何故だろう
◆働くとボランティアをすること
→労働は貨幣価値(お金)に基づた交換、期待する成果と能力
→ボランティアは協働の企て
→労働においても、私がありたい姿や「自発性」の土台の上にあったら・・・
のような話です。
ボランタリーな活動は、自発性に基づくといいながらその自発性という強い言葉にやられてしまうときもあるし、その自発性ゆえの苦しさがあったりする。自分軸を大事にといっても感覚がマヒして考えても分からないときもある。時間とちょっとずつの慣れがかかるもので「今の私ちょっと無理してないか」「居心地悪いか」からスタートしてじんわり感じていくものでもあると思っています。
ボランタリーな活動の大切さもあり、雇用お給料を払えること払う事の大切さもあり。。。関わる一人一人の生きる人生と団体のそのときの状態と限界、いろんな大事にしたいことの間に時々溺れそうになります。
先日この会の期が終わり、最終発表のときに何人かの方々そこに触れながらお話をしてくれてそのフィードバックを聞かせてもらいました。そのコメントに私自身が癒されるような気持ちでした。ぷらす会のみなさんとは、本当に不思議な関係です。