横浜の子育ての現状(データより)
先週はこまちカフェにて、横浜市の子育ての計画について読んで気になる点話してパブコメを書く会を実施しました。
⋆パブコメ=政策計画段階において市民意見募集をしている期間があります。横浜の第3期横浜市子ども・子育て支援事業計画/横浜市こども計画策定に向けた取組のパブコメは、2024年11月15日0時まで。詳細はこちら
学生さんやフルタイムで働いている方もご参加いただき、その後ランチでいろいろな方が合流したり隣の席に座ってる方もお誘いしてお昼も一緒にしたりとまさにワイワイと話しました。
まず最初にどんな計画なのか、目指してること、計画の柱、パブコメって何か、読み方をお話し。個人で読み込みとメモメモタイム。
その後どのページのどこが気になって、何故そう思ったのかなどいろいろ話しました。病児保育利用時に使用済みおむつを電車で持ち帰らねばならければないけないことについて(これっていろんな病原菌を持ち歩いている状態だけどよいの!?!?という気持になるとお話しされてました。)。ファミサポのマッチングの難しさ(預かってほしい人がたくさんいるけど預かれる人が同じ地区に1人しかいない・・・ここぞというときに預かってもらえないということ。子どもが病後1週間休むとき元気ななかで1週間休む調整の大変さ。男性育休の指標が期間もあったほうがよいのではないかという指摘。ログハウスのリフォームとあるが、室内で思いっきり遊べる数少ない場所なのに駐車場がなくて結局近くの人しかいけないのでは・・・などなど。
たったの1時間でしたが、計画の背景や柱をみんなで確認して読み込むといろいろなことがわかります。(あるんだ!知らなかった!を含め)
今回はやさしいにほんご版もあります。(こちら)
市民ネットワーク「みんなで話そう横浜での子育てワイワイ会議」では、この意見募集に参加する人を増やしたいと市内各所で声を集めています。(こちらにて実施中)現在、英語版と中国語版もSCCさんがつくってくれて募集もしています。(英語版はこちら、中国語版はこちら)
データ詳細
データは質的なデータ量的なデータ両方大事です。パブコメより1年前、横浜では令和5年10月~12月の間18区で市民の率直な声を聞く場がもうけられてその上で計画策定がされています。
質的データ
その報告書はこちらにありますが、そこでは、様々な声が紹介されています。
例)
5年前も実施されましたが、それとの比較もあり。↓
量的データ
量的データは、(未就学児保護者、小学生保護者、こども本人からとったアンケートからの結果3つあります)そこで改めてデータを200ページ以上に及ぶ計画を読んでみるとたくさんの貴重なデータや情報があることに気づきます。ここからはデータを中心に紹介。
すべて出典は200ページ以上の計画、こちらより。
世帯就労状況=未就学児共働き率7割に(5年前より13パーセント増)
妻の1日あたり家事時間が3時間以上➤ウェルビーイングが下がる
子育て不安は産前産後が特に高い
児童虐待相談対応件数増加(死亡事例依然発生)
ひきこもり状態にある15-30歳の人数は10年で1.6倍
地域から見守れ感は未就学児のときは低い&低いと生活満足度も低くなる傾向あり
日本語指導が必要な児童生徒は10年前の約3倍
医療的ケアを必要とする児童が増えていてショートステイ登録件数は10年前比4倍
こどもたちは「思いっきり遊べる場所」が欲しい
ひとり親になったときに困ったこと:生活費&日常家事時間確保
男性育休取得率増加。しかし1か月未満が65.9%
とつかフューチャーセッション今月開催!
これらのデータも一部紹介しながら(これ以外にもあり)対話を深めるフューチャーセッションを戸塚に11月7日に開催します。今年で15回になります。過去のパブリックコメントや独自/様々なNPONGOの方のお力も借りながら集めた声をもとに対話をします。ご関心がある方は是非。
■イベント詳細■
〇日 時:2024年11月7日(木)10:00-12:00
〇会 場:戸塚区役所多目的ホール
〇対 象:テーマにご関心のある方どなたでも
〇参加費(いずれも税込)
一般参加/1,500円
こまちパートナー(ボランティア)/550円
こまちぷらすおしゃべり会参加者/550円
〇定 員:40名
〇内 容:
前半:こまちぷらすより話題提供
後半:対話のワークショップ「3枚の葉っぱ」
*お申し込み*
https://comachiplus.stores.jp/items/66f14171e47f10058e59c9a4