国家試験の介護福祉士
夫は昨日この勉強のため学校に行っていました。
いまは医療についての実習を受けているそうです。
そこでこの国試ナビを学校で購入し毎日自宅で勉強をしています。
この中に私にとってもすごく勉強になる項目がたくさんありました。
①人間と社会
社会のしくみ
1、個人
2、家族、世帯
3、地域社会
4、行政組織
②人権と権利擁護
5、人間の尊厳と人権
6、権利擁護
7、虐待
まだまだたくさんの項目に分かれていてこれを私も見させてもらいながら勉強したいと思ったわけです。
特に人間の尊厳や人権
人権運動の歴史
日本国憲法と基本的人権
基本的人権の主な規定と判断
この辺りは学校でも勉強したことだと思うが、すっかり忘れている。
権利擁護
成年後見制度と日常生活自立支援
成年後見制度
任意後見制度
成年後見制度の利用状況(2019年)
この中で面白い項目がありました。
それは成年後見等と本人との関係は親族が22%、親族以外が78%もありますね。
親族以外で最も多いのが司法書士30%、次いで弁護士22%、社会福祉士14%でした。
時々ニュースになりますよね・・・弁護士がその方のお金を私的に流用していると。子供同士でも誰が成年後見人になるかで大変揉めているという話も聞いたことがある。またこの問題も深刻ですね。
虐待
この項目には虐待の定義があることも知りました。
高齢者は65歳以上の者。
高齢者虐待・・養護者による高齢者虐待
虐待に種類
身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、介護等放棄、経済的虐待
虐待者は同居している家族から受けるケースが84%だそうです。
そして虐待を行った養護者の続柄は夫ではなく「息子」が最も多いと。
これらを見ているだけで、どうしたらこの問題がなくなるのかと考え込んでしまいました。
毎日介護している者としては徐々に追い込まれてしまうからではないでしょうか。
ましてや「息子」となっている部分は、自分の将来の希望などが持てず常にイライラが募り、その吐口となるのが被虐待者になってしまう。
自分に置き換えて考えると介護されることなく死を迎えたいと思う。
いま団塊の世代(昭和22年〜24年)と言われている人達が、10年、20年後には最も多い人数の介護が必要となる。
この問題はどのように解決できるのか?
施設を増やす?しかし従事する介護士不足、また介護の費用などの問題がてんこ盛り。
そしていま人生100歳の時代に突入している。
できれば元気なうちはお仕事をし、少しでも社会に関わり自分のケアは自分でする努力をしていくことだと思う。
いや〜私仕事をしていない(笑)
何か見つけたいなぁ〜とは思っていますが、あるかな〜〜〜〜。
みなさんもご自分の身体に気を配り元気に生きていきましょう!