「アン女王のレース」という花の話 #花ものがたり
先日、近所のお花屋さんに行ったら、真っ白なレースフラワーを発見。
ビビッドカラーのバラやカーネーションに混ざって、なんだか控えめに佇んでる姿に惹かれて購入。
レースフラワー。
ブーケだと脇役になりがちなお花。
でも、単体で見ると、ふわふわして、繊細で、とても可憐。
調べてみたら、
英名は「Queen Anne’s Lace(アン女王のレース)」というらしい。
なにそれ!素敵な名前!
名前だけ聞くと、急に主役感ある…!笑
「アン女王のレース」の由来とは
思わぬ展開に調べて見ると、
どうやらイギリスのアン女王が名前の由来になっているみたい。
アン女王がお気に入りだったお花が、レースフラワー。(諸説あり)
こんな伝説も。
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アン女王がレースフラワーをモデルにしたレース模様を作るコンテストを開催し、そのコンテストには勝ったけど、作業中に指をさしてしまい、小さな血の雫がレースにおちて、赤みを帯びた紫色に染まった。
だから、レースフラワーの中央には、赤紫色の小花がある。
↓以下のサイトを参照しました
Commoner with a Regal Name
https://scnps.org/wp-content/uploads/2012/05/Queen_Anne.pdf
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ふーーーーーーん....
特に、すごく素敵なエピソードというわけでもなかったな…笑
さらに、いろいろ調べてみると、レースフラワーは繁殖力が強いらしく、
野生でどこにでも咲いてるから雑草という人もいるみたい。
女王エピソードからの雑草….
振り幅がすごい..笑
「アン女王のレース」を生けてみた
女王だの、雑草だの、なんだか複雑な気持ちになりつつ(笑)
いつもは脇役になるレースフラワーを主役に生けてみた。
ポイントは、黒っぽいドラセナの葉と真っ白なレースフラワーのコントラスト。
レースの広がりが、迫力すら感じる。
でも近くで見ると、とても繊細な小花の集合体というギャップ。
花器の口元を葉で巻いたからか、女王的気品も感じる….なんて(笑)
レースフラワーのものがたり。
いつもは脇役のレースフラワーだけど、
なんだか今日は特別な存在。