神馬舎
写真見えにくいですが、萩の花が咲いています。
八坂神社境内もすっかり秋の様子です。
影が色濃く落ちるようになりました。
昔から奥に神馬舎があって、今では木製の馬ですが、明治初期までは本当の馬が飼われていたそうです。
神馬とは神様の乗る神聖な馬。多くの大社には神馬舎があって、他の馬とは区別して飼育されています。祭礼の神幸(しんこう)(神の臨行)の際にも神馬が使用され、現在でもそうした神馬神事が行われています。
五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願して、飾りたてた神馬を疾走させたりします。なかでも白馬はとくに珍重され、氏子は白馬の飼育を避けるという地域もあるそうです。神馬を神社に献進するのは古くからの風習で、絵馬の奉納はその後の変化だといわれています。絵馬の由来はよく聞きますが、今では馬の絵が描いていないものも増えました。
神馬舎は行くこともほとんどないですが、改めてこんな意味があるのだなあと思いました。今日もいい一日を。10/8
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?