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作家の収入 森博嗣 あらすじ

著者は38歳の時に小説家になったのでした。
小説を書いたのは、その前年の夏休みでした。
著者は国立大学に努めていて、夏休みを利用をしたのだと感じました。
デビューして19年で280冊ほどの本を出版したのでした。
したがって、職業として小説家と言えると思う。

著者は、平均的な日本の小説家では無いらしいのです。
これは、多くの人が認識しているらしいのです。

この頃は、みんなが呟いたことをこっそりと日記に書いてました。
簡単に読めてしまうから、大勢の気持ちみたいなものが伝わってくるのである。

それらを知ることは、ビジネスにおいて重要不可欠であったから、日々の観察をしているのでした。

ただ、著者は特異な作家かどうかわからないそうです。
それは、他の小説家をあまり知らないからだそうです。
小説を読む趣味が無かったからである。

作者は小説を書く事を趣味にしたこは一度も無いと言っている。
遊びで書いた事が一度も無いと言って良いのである。
練習で書いた事も無いという。
最初の一作から仕事(バイトと同じくらいの感じ)にするつもりで、書いていたのでした。
そして、それを出版社に送ったところ、幸運にもあっさりと作家になれたそうである。
一風変わったデビューの仕方だと感じました。

さてその原稿料と印税が気になる所だと思う。
文章は幾らで売られているか?
文章を書いたら、これを売る訳ですが、この商品を買ってくれるのは出版社なのです。

ここから、作者に多数の人が絡むようになっていくのです。
編集、印刷、販売と流れていくのです。

それでもやはり、文章が書き終わった時点で、作品はは完成をしているのだった。
出版社での作業は、それ書籍として、最終的な商品になる段階といえるのであった。

一般に出版社から執筆の依頼が来るのです。
もちろん、「こんあものを書きたいけれど」と、売り込むこともあるらしいです。

肝心の料金ですが、雑誌などに文章が掲載された場合、『原稿料』とよばれるものが頂けるのである。
この原稿料は、それぞれの掲載媒体によってい、一定額が決まっています。
作品の出来不出来で高くなったり、安くなったりしないのであるようです。

それから、これも不思議なことですが、原稿料は一般に文章の長さに比例して、その『長さ』は原稿用紙で何枚かという規定によって、定められているのである。
その『長さ』は原稿用紙で何枚かという規定によって定められているのである。
とても不思議な世界なのです。

勿論、人気作家になれば原稿料は上がります。

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