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少食にすると食欲は抑えられる

ウソだと思うならぜひ一度やってみてください。

先日300kgくらい体重がある外国の方の動画を見ましたが、
動けないほど太っているのにまだめちゃくちゃな量を食べていた。

食欲がマヒしてしまっている状態なんでしょう。

ここまで極端ではなくても、自分もこれと同じような現象には思い当たる。
お腹空いてないのに何か食べたい。
食べても食べても満足しない。
こんなことありませんか?

逆に少なめに食べてお腹が心地よい時、そんなに食べる気はしない。
なんでも「慣れ」なんでしょうね。


人間の3大欲求の中でも食欲が一番やっかい。

食欲、性欲、睡眠欲。

性欲に関しては、女性はそんなに問題ないと思う。
たぶん。

睡眠欲に関しても1日1回眠れればいい。
朝起きれないとかはあるかもだけど、人はそんなに何時間も眠れない。
逆に眠れないという悩みの方が多いくらい。

ところが食欲ときたらどうだろう。
私もずっとこれに悩まされている。

先日もお腹が痛くなって病院で腸の詰まりを指摘された。
少しねじれというか通りが良くないようで、人よりも詰まりやすいみたい。

だからたくさん食べるのは控えないといけないんだけど
なんか気がついたら口にしている、無意識に 笑


痩せたいわけではないけど、健康になりたくて色々調べたらやっぱり「少食」にいきつく。

健康にいいこと、ご多分にもれず色々やりました。

・ファスティング
・超少食
・7号食
他にもローフード、マクロビオティック、なんとかスープとかパレオとか。
糖質制限もやったなー。

それでわかったことは、
どんなにいいものを食べても食べ過ぎれば健康を害すってこと。
そして少食の時がいちばん調子が良かったってこと。

少食にするとその後は食べなくてもいいやという気持ちに必ずなる。
キレイなお腹の中を汚したくなくなるのかもしれない。

反対に食べても食べても、なんか食べたいとき。
これは体がバグっている状態。


でも50代の体にファスティングや超少食、7号食(玄米しか食べない)は辛すぎた。
こういうのは逆に体力がないとできない。

だから、少しは食べる腹7分目くらいがちょうどいい。

遠いむかし、イケメンと付き合っていた時にその彼が言ってた。
「満腹の時の体の感じが嫌なんだ」と。
だから彼はかっこよかったのかもね。
私にはそれがどういう感じなのかさっぱりわからなかったけど 笑

逆にずっと欲のままに食べていた私は、その後ずっと体の不調を抱えることになるのでした。

そんなに太らなかったことが逆に良くなかった?
だいたい50〜54kgくらいで生きてきた。
運動で体を引き締めるとか体に良いものを食べるとかは意識していたけれど。
「減らす」という概念はなかった。

でも体の中身は小さな炎症を起こし続けていたみたい。

「食べなきゃ元気が出ない」神話はもう崩されてきている。

『少食 本』で検索してみてください。
たっくさん出てきます。
興味があるなら、なかでも「無病法」や水野南北さん、船瀬さんの本なんかおすすめ。

実際、私が最近でいちばん体の調子が良かったのって。

・30年ぶりくらいのインフルエンザのあとと
・腸が詰まって食べれなかった時

笑いますよね。
要は1〜2日ほとんど食べなかった時なんです。

体がもう食べるなって言ってくれたのですね。
その時の気分の良さといったら。

不調なのが当たり前になっていると、その状態が普通だと勘違いしてしまう。

それが少食にするとわかるんです。
「いつ以来だろうこの感じ」って。

そして食欲が抑えられてまた少食になれる。
これがいいループ。


なのに、ちょっとしたきっかけでまた元に戻ってしまうのはなぜだろう 笑

人はすぐに忘れる生き物だから、そのよさをすぐに忘れてしまう。
そして環境に負ける。

周りが食の楽しみで溢れていて、それは自分を楽しませるのに一番手っ取り早い。


考えてみると人は食べることを中心に回っている。

朝起きたら「まず朝食」が何十年も身についている。
お昼になると学校では給食が出てきて、残すと怒られたりした。
夜も夕食は家族だんらん。
「晩ごはんまでに帰ってきなさいよー」と言われていたし。
大人になっても晩ごはんを楽しみに帰っていた。

友達と会う時もランチを一緒にや美味しいスウィーツ食べに行こう!
は今でも楽しい。

働くことは「食べるため」という言葉は昔も今も使われていて
「仕事しないと食べていけない」とか言いますよね。

それなら普段の食事を減らしてみる。
そしたら仕事も減らせるんではないいだろうか?

食べるのがが楽しみで生きているのに?
でもそれは本当に楽しみなのだろうか。

私のように家で仕事をしているとついつい何かを口にしてしまう。

少しならいいんだけど、いつの間にかお腹いっぱいになっていることに気づき後悔する。

その、
・食べているときは幸せ+イヤな満腹感と
・空腹で体も頭の中も軽い感じ

どちらがいいかと聞かれるとすぐに後者と
答えられるくらい歴然としているから
食べることイコール幸せとは言えないのだろう。

食べ物が溢れている日本ってなんて贅沢なんだ。
もう『食べるために働く』なんて考えなくてもいいのかもしれない。

私は、「家賃」と「やりたいこと」のためにお金を使いたい。


そちらにお金を使うためにも、体のためにも、機嫌よく暮らすためにも
『少食』って最高なんじゃないか。

もちろんみんなとワイワイ食べる時は食べる。
ただなんとなく食べたり、口寂しいから食べたりをやめればいい。
空腹の心地よさを味わいたい時はごく少食にすればいい。


すぐに忘れるので
これを呪文のように唱えながら生きて行くことにしよう。



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