いろいろなコミュニケーションスキル
「傾聴」と「コーチング」を提供していると、何が違うの?とよく聞かれます。コーチングスキルの中に「傾聴」があるので、「コーチング」だけ提供してもいいような気がします。
でも、誰かにアドバイスも反論も余計な共感や同情もされず、ただ話を聴いてほしい時ってありませんか?
私自身がそういう時があるので「傾聴」を提供したいのです。
コミュニケーションの種類
①ティーチング(Teaching)
ティーチングは、知識やスキルを教え、学習者が特定の情報や技術を習得するのを目的とします。
ティーチャー(教師)は通常、情報を伝え、学習者に指導します。学習者は通常、与えられた情報を受け入れ、理解し、応用します。
②傾聴(Listening)
リスニング(傾聴)は、相手の話を理解し、感情や思考を受けとめ、サポートを提供することを目的とします。
傾聴者は、相手の話に注意深く耳を傾け、寄り添おうとするものです。対象者はジャッジせずに自分の話を聴いてもらうことにより、認められたという安心感、心のサポートが得られます。
③コーチング(Coaching)
コーチングは、クライアントが目標達成やスキルの向上など、具体的な成果を達成するためのサポートを提供することを目的とします。
コーチングは質問、洞察、アクションプランの策定などを通じて、クライアントが自己発見し、自己成長を促進するのを支援します。コーチはクライアントのリーダーシップを尊重し、アドバイスを提供するのではなく、問いかけや反射を通じてクライアントの能力を引き出します。
④カウンセリング(Counseling)
カウンセリングは、クライアントが心理的な問題や困難を理解し、対処し、解決するのを支援することを目的とします。
カウンセリングは専門的な心理学的アプローチに基づいて行われ、クライアントの感情、行動、思考に焦点を当てます。カウンセラーはクライアントに対して心理的な評価や治療を行うことがあります。
⑤コンサルティング(Consulting)
コンサルティングは、専門知識や経験に基づいて、クライアントが特定の問題や課題を解決し、目標を達成するのを支援するサービスです。
コンサルタントは、問題の分析、戦略の策定、アドバイスの提供、実行計画の立案などを通じてクライアントに助言を与えます。コンサルタントはクライアントのビジネスや組織に関する専門知識を持っています。
傾聴やコーチングを提供する訳
コーチや話を聴く人は、スキルや情報を一方的に渡すのではなく、寄り添いながら、一緒にクライアント自身の中にあるものを探しに行くという体験が今後の人生をより豊かにできると思い、提供しています。
※カウンセリングは医療行為となることが多いため、取り扱っていません。
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