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ギャラリー南製作所で開催中の「大森・蒲田で木を削る」展へ行ってきたカニ

目的地への行き方


目的地のギャラリーは、京浜急行「糀谷」駅から徒歩12~15分くらい。
OIDE通り商店街をひたすらまっすぐ。

途中ゴジラがお出迎え

うなぎや「川松」さんの角を右へ曲がって、ひたすらまっすぐ。

レトロなうなぎや「川松」さん

途中にある郵便局を過ぎてさらにまっすぐ行くと、保育園の向かいにあります。

ギャラリー南製作所、到着

「南製作所ギャラリー」入口
展覧会のポスター

中に入るとこんな感じ。

「大森・蒲田で木を削る」展の展示風景
友人の父親の鉄工所にもドラム缶の中に金属片がいっぱいあったなぁ。。。

オーナーの水口さんは、父親の工場だったこの場所が子供のころから大好きで、ギャラリーとしての再生利用を決意したそう。2020年に、旦那様がコレクションしている土方久功氏の木彫作品の展覧会を開催したところ、予想以上に反響があったこともあって、ギャラリーの空間と木彫作品の相性が良いことを確信したと言う。

パラオで図工教員として彫刻を教えたという土方久功氏の生誕記念展
土方久功氏の作品、展示風景(ギャラリー・コレクション)

出展作家さんと作品

飯沼英樹(彫刻家)


水口さんは、力強い女性を彫る飯沼さんの作品を展示したいと思って声をかけたそう。GINZASIX蔦屋書店で開催された個展「Mercredi /メェクルディ」の大きな彫刻にも感動したとのこと。

飯沼英樹さんの作品、展示風景
飯沼英樹さんの作品、展示風景

藤大輔(木工職人)


ご近所に藤さんが引越しされてきたそうで、それ以来親しくされているそう。藤さんから「ここにフクロウがもう一羽欲しい」というアイデアが出たそうで、会期中に展示作品が増えるかもしれない。

藤大輔さんの作品、顔をはめることで完成する!

當眞嗣人(木工芸家)


2018年にART FACTORY城南島を拠点に独立。
木工芸を専門としながらも、詩作を発表するなど「手」と「言葉」の表現者として活動中。

當眞嗣人《かの国旗よ》2024年
當眞嗣人さんの詩

平林洋(彫刻家)


大田区在住、日本大学芸術学部美術学科彫刻コース非常勤講師。
「《Board on Colors》は、表と裏で制作年度が違うんです。油性色鉛筆を使った作品は、クリムトを想起させますよね」と水口さん。

平林洋さんの作品、松・油性色鉛筆を使用

辻充晋(建築家・特別出展)


creativepool 一級建築士事務所を設立。建築は元より、家具やインテリアデザイン、立体造形など、空間に関わる提案・設計、製作を行う。今回は藤大輔さんが制作に協力。

辻充晋《breathe》2024年

今後の予定


6月2日(日)14時~ 出展作家によるギャラリートーク 無料
6月8日(土)17時~ コラボレーション・ライブ 久保嶋直樹(ピアノ)×下舘直樹(ギター)デュオ 要予約3000円

他にも、ワークショップやイベントを不定期開催されているそうです。
HPはこちら↓
2222gmf ギャラリー南製作所

駅から少し遠いけど、とても居心地の良い温かい空間でした。

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