だれだってみんな、泣くのです
だれでもみんな、なくのです。
子どもから若者、大人そして老人まで
男女かかわらず、おおきい人もちいさい人も
ふとっている人もやせている人も、だれだってみんな、なくのです。
偕成社さんから、11月に刊行となりました。スペインで出会った絵本です。
ちょうどこの絵本のゲラを再考していた2020年5月ごろ、世の中はステイホームの真っただ中でした。心がざわざわして落ちつかない。テレビでは不安をあおるようなニュースが連日流れていました。そんなとき、こんなときだからでしょうか。詩の本をいつもよりたくさん読んでいたように思います。
この絵本に向きあえた時間、夕方になると家族と散歩した時間、こんなときだから、そんなときだからこそ、いちばん大切なことを見失わないように…。
昨日、編集の方から、書評を送っていただきました。
ほんとうにうれしい。ありがとうございます。
タイトル:どうして なくの?
文:フラン・ピルタデーラ FRAN PIRTADERA
絵:アナ・センデル ANA SENDER
出版社:偕成社