ラブストーリーは突然に④
「伝説の第2回」で受けた衝撃を踏まえ,「何とかしたい人全員集合!」はその後第3回目から第6回目まで継続開催されました。
禁酒令の明ける前日,6月20日の第6回は市職員限定を解除して禁酒令の1か月を振り返る「明日晴れるかな〜ひと月たったその後に」
それぞれが終わった後の私の感想投稿をご紹介します。
<2012/05/30投稿>
オフサイトミーティングも3回め。今日は自分なりに話したいテーマがあったのだが、他の方の出したお題「対話の場の作り方、広げ方」に飛びついた。
このミーティングそのものがどういう風にみんなから評価されているのか、今後どう展開していくことが望ましいのか。グループに別れて話した結果の自分の結論は、こういう場を今後も持ち続けて行こうということ。参加者のみなさん、感想口コミよろしくお願いしますm(__)mここまで来たら乗り掛かった船。不平不満も全部受けます。
今日のもうひとつのお題は「組織の在り方」。こっちも参加したかった。
上司も人間。みんな悩んでる。確かにそうですね、Nさん!もっと「長」のつく方々にも参加していただき、弱音や愚痴もこぼしてほしいですよね。
<2012/06/08投稿>
「なんとかしたい人全員集合!」オフサイトミーティング第4回が無事終了。今日の参加者は初めてな方4〜5名(?)を含め20名強。リピーターの数に驚いた。参加者からこのミーティングが何らかの好意的評価を得ていること、ほんとにうれしく思います。みなさんありがとうございましたm(__)m
4回めともなると話題は酒にまつわるものよりも職場や組織の在り方、職員個人の在り方、コミュニケーションの大切さ、なんかが話題に上っていた。自分のテーブルでは「返って来ないこだま」に無力感を感じる幹部職員のため息や、巨大組織に厳然とある埋めようのない「温度差」の話が印象に残った。
一方で今日初めての参加者からは、もっと若い職員の意見が聞きたかったので「きたれ若者」と参加を促す声もあり、新しいオフサイトミーティングを立ち上げた方の決意表明もあり、この場所が持つ価値やエネルギーみたいなものもあらためて感じた。
とにかく来週、あと1回はやってみよう。1ヶ月もの間、時間外に集まって所属も立場も越えてただただ話したあとに、結局自分達に何が残るのか、ここに集まるみんなと語りたい。今までここに来ていない人の話も聞いてみたい。
<2012/06/16投稿>
5回目のオフサイトミーティングを終えての個人的感想。
多発する不祥事とこれをうけての前代未聞の禁酒令に動転し、とにかく誰かと話して自分自身を落ち着かせたい、この事態を腑に落ちる形で受け入れたい、という個人的発意から始めたオフサイトミーティングだったが、回を重ねていろんな人といろんな意見を交わし、また全庁OAのメールや掲示版での意見交換を通じて、結局のところ腑に落ちたのは禁酒令の是非でも不祥事の発生原因や再発防止策でもなく、このミーティングに参加し、あるいは参加できなくとも関心を寄せていただいた結構多くの人が「誰かと何かを話したがっている」という、市役所組織1万数千人の底流に流れるマグマのような熱い思いの存在だった。
本当にいろんな年齢層、職種、いろんな職場の方が、このミーティングの動向に関心を持っていただき、参加して意見を述べる方、また参加せずとも、掲示版やメール、facebook等で意見を寄せ、あるいは見守ってくださる方、様々な方がこの偶然の産物に「いいね!」と言ってくれたことは、禁酒令がくれた瓢箪から駒の贈り物。感謝の気持ちでいっぱいである。このたくさんの「いいね!」を受けて、ついついお調子者の自分は、もっとこんな場が続けばなあ、そのために何かしたいなあ、と考えてしまう。本職に専念せよという職場のツッコミが聞こえてきそうだが(^_^メ)
<2012/06/20投稿>
「明日晴れるかな〜ひと月たったその後に」福岡市のこれからを語るワークショップ。先ほど終わりました。これまでの5回のオフサイトミーティングは市職員だけでしたが今日はそれぞれが市職員以外の方をお誘いして総勢40人の大所帯でした。
内容の報告は後でまたしますが(誰か的確に要点を報告できる方のカキコミ求む!)今まで自分達は何を甘いこと考えていたんだという厳しい話も、またこんなに温かい目、期待感を持っていただいてるんだ、ということを含め、知らない、見えてない、考えてない、裸の王様の自分達に気付く、冷や汗の止まらない2時間でした。
中も外も決定的に足りない対話とその中で培われる自己認識。我々はタコツボの中で独りぬくぬくと喘いでいるのだなと反省。今日は終わりでもなんでもない。この1ヶ月は決して無駄ではなかったけど、もやもやの晴れる明日は遥か彼方です。
まあ、今日もまた、その長い道のりをこれから一緒に歩いてくれる仲間達に出会えたことがせめてもの救いかな、と自分を慰め、今日の結びとします。
今日貴重な時間を割いて集まっていただいたみなさん、本当にありがとうございました。私の投げた石の波紋が消えてしまわないように、言い出しっぺは明日からまた新たな波を起こしますよ(^_^)。
みなさんの温かい励ましと厳しい叱咤の声、そして「なんとかしたい!」というエネルギーを糧に、出来ることから一歩一歩始めていきますので、これからもよろしくお願いしますm(__)m<引用終わり>
第2回目までで至った悩みの深さからすると,なんだか吹っ切れた感じの文章になっていますが,きっと何かを悟ったんでしょうね(^O^)
6/16の投稿にもありますが,当時は禁酒令に関する意見,オフサイトミーティングの感想などが職員の皆さんからメールで届き,個人情報を伏せて職員専用掲示板に掲示したりもしていました。
オフサイトミーティングというリアルな場だけではなく,掲示板やSNSといったバーチャルな場も含めて「自由で安全な対話の場」を提供することができ,おかげでたくさんの方の意見に触れることができました。
第6回は,禁酒令の1か月間の最後の締めくくりとして,それまで市職員限定でやっていたオフサイトミーティングに,民間の方をご招待してのオープンイベントでした。
ここでもたくさんの意見をいただきましたが,禁酒令に対する受け止め方,向き合い方というよりも,そのことを契機として1か月間対話の場を持ち続けたことについて評価の声をいただいたと記憶しています。
このリアル,バーチャルを含めた1か月間の取り組みをもとに,翌7月から「明日晴れるかな」福岡市のこれからを語るオフサイトミーティングが始まることになるのです(^_-)-☆
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