This is life.resourceに気づき自分になる
2021年7月開始から1年と少し。THE COACH Academyでコーチングを学び、
基礎・応用ABを経て、この度、プロコースを修了しました。
共に学んだ仲間とマガジンを作る機会をいただき、せっかくの機会なので、私がなぜコーチングを学ぼうと思ったのか、今後はどうしていきたいのか、言葉にしてみたいと思います!
思いのほか長文になり恐れ入りますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
プロローグ/コーチングとの出会い”私これからどうする?”
学び始めの前に、まずコーチングに出会ったきっかけをお話させてほしい。
ー2021年、2Q連続で部MVPを頂いた私は、すごく焦りを感じていた。
それまでは、営業としてお客様の期待に応えたい、もっとお客様に
価値を届けるにはどうしたらよいか?を考え続け、
毎日仕事に取り組んできた。とてもやりがいを感じているし、もっともっと成長したいという気持ちはなくなっていない。
でも、"一定の評価を頂いたこの先、私はどこに向かうんだろう…"
"もちろん仕事はもっと頑張りたいけど、その先には何があるのか…”。
これまで止まらずに走ってきた道の先を、初めて見つめた気がした。
”そういえばこの前、大尊敬する先輩が『コーチング受けてるよ』といっていたな…あんなすごい人でも学び続けている『コーチング』って一体何なの?”
それが私とコーチングとの出会いだった。
ネットで検索して見つけたパーソナルコーチングサービスで、あるコーチに出会う。
体験セッションで感じたことは、”何か分からんけどモヤモヤが晴れる!
私が見たいと思っている風景が、ちょっと見えたぞ!”
コーチングによって、自分の中に眠っていたやりたいこと・こうなったら
すごく嬉しい!というシンプルな気持ちに気づけた。
初めて、自分が実現したいことが映像というか、シーンになった。
その後も、コーチとのセッションを重ねるたびに、自分の弱さ、それでも
向き合いたいと思う自分の想い、次はこうやってみよう!という意思決めができていく。一人では思考しきれなかったことが、”問い”をもらうことで
思考が深まっていく。毎月のセッションで、
自分の中で何か『軸』のようなものができていく感覚だった。
コーチングを学び始めたワケ
そんな風に、クライアント(コーチを受ける側)として約半年が過ぎたころ、仕事にも色んな変化が出てきた。
様々な相談や”ちょっと話したい”というお誘いを受ける機会が増え、
私が体験した『自分の気持ちー本当はこうしたかったんだーに気づく』を
私も私の大事な人たちにやりたい、届けたい。
自分が経験したことしか自信を持てない性格の私が、
これは絶対みんなにやってあげたい!(偉そう(笑))と強く思った。
次の週末には、2つのスクールのオンライン説明会に参加。
”これ、私、今すぐやらなあかん” 確信した。みんなにやってあげたい
と思っていたけど、それよりも『私に絶対に必要なこと』という直観。
スクールの理念と講師の方々の考え方に共感したTHE COACH Academyの
基礎コースに申し込んだ。
コーチする側される側で気づいていった、自分の弱さと強さ
これが、私が見つけた私の弱さ。人と比べてしまう自分。できない自分は
本当に認められない。でもそんなケースが山ほどあるから、
そのたびに自分にがっかりして、足りないものを補って、という
エネルギーの出し方をしてきた。そのために人より時間をかけて努力する。
それでいいと思っていた。でも、極端な言い方だけど、
”自分をすり減らして”燃やしている…
そんなエネルギーだったのかもしれない。
これが、私が見つけた私の強さ。ずっと、これだけは と思ってやってきた。
ウサギとカメで言うところの「カメ🐢」。
ウサギみたいにぴょんぴょん飛んで、早く進むことはできない。でも、
絶対に前に進むことをやめない。
めちゃくちゃ体重が重いから、他者が止めようとしても押し返せないくらい強大なパワーで、一歩一歩前に進む。気づいたら何百キロも進んでいて、
その間、カメは自分が見ている目の前の景色を楽しみながら、
周りを気にすることなく、自分の意志で前に進み続ける。
プロコースを経た今、そう言える自分を認識できている。周りにも言える。
「ここまで行くと決めたら、私、絶対行くので。」
自分に対するコミットであり、そう言い切れる自分を信じられている。
自分を認められるようになったのは、なぜ?
”自分には価値がない”と思ってしまっていた私が、自分の強さを感じられるようになったのには2つのきっかけがある。
自分の中から湧いてくる声を、世の中に生み出してあげようとした
仲間からフィードバックをもらった
1.自分の中から湧いてくる声を、世の中に生み出してあげようとした
”〇〇〇と思うけど、これ言うと雰囲気が悪くなるかな…”
”これ質問したら、分かってないやつだと思われるかな…”
ーそんなシーンがたくさんあると思う。その時に、本当の自分の心の声は、
”本当は〇〇〇なんじゃない?もう一度、考えようよ” と言いたい!
”分からないので、もう一度教えてください!” と言いたい!
でも飲み込んで、それまではその場を流していた。
そこをぐっと踏みとどまって、”自分の心の声を、ちゃんと世の中に
「音」にして生み出してあげよう、と思った。声に出してみた。
そうすると、予想外な反応が得られた。
「確かにそれ、あるかもね。」
「もちろんだよ!どのあたりが分からない?」と。
なーんだ!何も怖くないし、自分が勝手にマイナスなイメージを
作っていただけだったんだ。。
自分の心の声を出してあげると、自分を認めてあげられる感覚に近いのか。
相手の話をちゃんと聞くことで、相手との信頼関係ができるように、
自分の声もちゃんと世の中に生み出してあげることで、自分に対する信頼
=自己肯定感が高まるなと感じた。
2.仲間からフィードバックをもらった
「ゆみえさんの中に、カメ🐢さんがいるみたいですね!」
これはまじめな会話。そしてここから私は「うわー!そうだ!!!」と
ものすごい気づきを得られた。
何それ?と思う方はぜひ体感していただきたい!これ、コーチングです。
分かる人には分かっていただけるエピソードです(笑)
相手のresourceに気づき、嬉しくなる自分を自覚
コーチングを学び始めて、一つ気づいたことがある。それは、
私はたぶん、その人が持っているresourceに敏感に気づくといういうこと。
”今、すごく苦しい、悩んでいる”とお話されるクライアント様との
セッションの中で、”うわー、今のそれ、すごくresourceが光ってる!”と
思う瞬間がある。苦しい、つらい気持ちの中に、一片の輝きが見えて、
そこから光が放たれているような感覚を持つことがある。
(かなり抽象的な言い方になってしまう…涙)
そして、それを感じると、ものすごく私自身がワクワクというか、
私のエネルギーが反応して、嬉しくなり、にやけてしまう。
その人が持っているresourceの尊さというか、生命力に触れて、
私のresourceが呼応するような気がする。
もう一つ、大事なエピソードがある。
父親の日記。
大学進学で初めて実家を出るときに、母からなにげに渡された。
なぜあの日、その日記を読もうとしたのか全く覚えていないが、ある日
ふと私が生まれた日の日記を読んだ。
「生まれてきてくれて、本当にありがとう。
僕は、一生、ゆみえと○○(母の名前)を守っていく。」
お世辞にもきれいな字とは言えない、鉛筆で走り書きされたその文章を、
今でも鮮明に覚えている。
そのとき感じたのは、私、ちゃんと幸せに生きなきゃ。ということ。
そして、こんな風に、誰にでもその人を大切に想う人がいて、誰もが誰かにとっての『大切な人』なんだ。ということ。
プロコースを進む中で、それまで少し薄れていたこの記憶が
私のresourceとつながった。
これまで、壁にぶつかりながらも、ちょっとだけ見えた一片の
自分のresourceのかけらにしがみつき、進んできたからこそ、
そこに気づける自分なのかもしれない。
これが私のコーチングのビジョン。
エピローグ/今後どうなっていく?
正直なところ、明確に決めていない。一つ言えることは、
上記のコーチングのビジョンをいつでも体現していたいし、
そういう自分でありたいと思う。
自分に対する信頼を持ち、Touchするすべての人のresourceに
気づくことができる自分の状態に、自覚的でありたい。
”体当たりを楽しむ人生”
私が尊敬するコーチが言ってくれた言葉。本当にそうだと思う。
困難なことに立ち向かっているときに、
”うわー、これもresourceになるわー(笑)”と思えている自分が、
今はいる。
これからも私は、体当たりの人生を楽しんでいきます!
最後に、共にプロコースという長い旅路を一緒に歩んでくれた
9期のみんなとコースリードのお二人に、
心からの尊敬と感謝をお送りします。
ありがとう!これからも共に歩んでいこうね。
本noteは8月29日から9月9日にプロコース9期の仲間12人とつなぐ
「ボン★ボヤ」マガジンのひとつです。私は10日目でした!
ぜひ、12人の旅を味わってください♪
最後まで、お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!
私のコーチングについて
・自分にもresourceがあるのだろうか、、。
・なんかもやもやするけど、言葉にできない。
・自分の心の声に、耳を傾けてみたい。
など、何か引っかかった方はお気軽にお声かけください。
一緒に大切なresourceに出会いましょう!