つづき よくあさ めざめた女の子は うたうちょうちょをさがしにいきました。 「わたし まほうつかいが どこにいるかわかったよ」 女の子は ちょうちょに そうおしえるつもりでした。 〈おわり〉 読んで下さってありがとうございました😊🎨📕
つづき 星のひとつひとつには 女の子がうつっていました。 「はっばのふねに にじのはし。。。 どれもまほうのような ことばかり」 女の子が つぶやきました。 「みのがさなくてよかったね」 そういってまほうつかいは きえてしまいました。
つづき よるになりました。 女の子は ゆめのなかで 女の人に出会いました。 「あなたは まほうつかい?」 女の子は ききました。 「そうよ わたしは まほうつかい そして わたしは あなた」 女の人は あたまからでている 星のひとつひとつをみせてくれました。
つづき そこは お花のジャングルでした。 女の子は ぐるりとあたりをみましたが まほうつかいはあませんでした。
つづき にじのすべりだいに乗りました。 「おりたところに まほうつかいがいふかもしれな い」 女の子は わくわくしながらすべりました。
つづき つぎのあさ 女の子は うたをうたうちょうちょにあいました。 「あなたのさがしものは すぐちかく みのがさないで すぐちかく」 女の子は うれしくなりました。 きっと まほうつかいは すぐちかくにいるはずです。
つづき 雨がふりだしました。 すると 海からクジラがあらわれました。 クジラは 女の子にいいました。 「ぼくのせなかにのってごらん」 女の子は クジラのせなかにのりました。 「まほうつかいをしってるの?」 「いいや しらないよ でも この雨をみてごらん」 女の子が 雨をよくみると それはなんとほうせきでした。 「うわぁ きれい」 けれども ほうせきの雨は 女の子の手にあたると すばやくとけてしまいました。
づつき 海にかがやくお月さまのひかりが 舟になりました。女の子は さっそく舟にのりました。 「まほうつかいは どこかしってる?」 「いいえ しらないわ」 お月さまは 静かにいいました。
つづき 女の子は そうげんをぬけました。 けれども まほうつかいはいまけんでした。
つづき 女の子は 気球にのりました。 「たいようさん まほうつかいは どこかしってる?」 たいようは 首をよこにふって いいました。 「いいや しらんなあ」
つづき 女の子は はっぱにのって川を下りました。 「まほうつかいに会えるかな」 でも まほうつかいはいませんでした。
【まほうつかいをさがしにいった 女の子】 あるよる 女の子が お月さまにおねがいをしました。 「まほうつかいにあいたいです」
あじさいの花 時を楽しむ色達