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経血コントロール知ってる?正しい膣トレ法

・「経血はトイレで排出」が経血コントロールの基本

私たちは、尿意や便意を感じたらトイレに行くまで我慢し、
トイレで排泄することが基本

一方で、女性の月経時の経血は
自分でコントロールすることなく
自然の排出のままに任せている方が多いんです!

尿や便は少し漏れ出てしまうだけで自覚できることが多いものの、
経血は下着を通り越してスカートや椅子を汚してしまってから
初めて気づくという経験
をした方もいるのではないでしょうか。

でも!正しい膣トレをすることで月経中の経血が膣から排出されるタイミングをある程度自分でコントロールできるようになります。

これを「経血コントロール」と呼びます!

経血コントロールできるメリデメ!

・【メリット①】ナプキンの漏れや不快感を軽減できる

経血コントロールがある程度できると、ナプキンに漏れ出る経血の量が減るので、ナプキンを交換する頻度を減らすことができます。また、今までナプキンをしていても漏れてしまうことがあった方は、その心配や不快感が減るため、経血量の多い日でも安心して外出を楽しむことができます。

・【メリット②】尿漏れや膣脱・子宮脱の予防・改善

経血コントロールをするために骨盤底筋の機能を改善させることで、尿道、膣の引き締め力が高まるため、くしゃみやジャンプをしたときの尿漏れや入浴後の湯漏れが改善します。また、子宮や腸などの臓器が下がってきて脱出してしまう骨盤臓器脱を予防することにもつながります。

尿漏れの原因や対処については「女性の尿漏れを防ぐ体操には膣トレ!ながらトレーニングで骨盤底筋を鍛えよう」で詳しく説明していますので、是非こちらも御覧ください!

・【メリット③】生理痛や便秘の改善、膣の締まりが良くなる

骨盤底筋が機能せず子宮や腸などの内臓の位置が下がってしまうと、臓器の血流が悪くなり、生理痛や便秘につながります。骨盤底筋が機能して内臓が正しい位置に戻ることでそれらの症状も改善することができるでしょう。

また、膣が緩むことで性交時の膣の感度低下の原因にもなります。骨盤底筋の機能を高めることで膣圧がアップし、感度アップの効果が期待できます。

・【デメリット】雑菌の繁殖&子宮内膜症に注意!

経血は膣内の雑菌を繁殖させる原因になるため、経血を膣内に長時間溜めておくことは衛生面での心配があります。また、万が一膣内の経血が子宮内に逆流するようなことがあれば子宮内膜症を引き起こしてしまうことにもなりかねません。出そうな経血をトイレに到着するまで溜めておく程度ではそのような心配をする必要はありませんが、こまめに排出をして衛生面の管理に気をつけましょう。

経血コントロールをするならマスト!骨盤底筋の鍛え方3選

・【ステップ1】まずはここから!「膣呼吸」

1.仰向けになり膝を立てます。親指を骨盤の前の骨の内側に当てます。

2.鼻から息を吸ってお腹をパンパンに膨らませます。

3.ゆっくり息を吐きながらゆっくりと優しく膣を引き上げます。細く長く息を吐き続けていくと下腹が薄くなります。親指を当てている骨盤の前の骨の内側の筋肉がもりもりとする感覚があればOKです(お腹が硬くなっている時は正しく骨盤底筋が使えていないのでNG)。

4.5~10回繰り返し行います。

・【ステップ2】立ったまま膣締めキープを練習

ステップ1の「膣呼吸」で膣を引き上げる感覚がつかめたら、立ったままでも膣を締めた状態をキープできるように練習していきましょう。

1.ペットボトルを股の間に挟み、かかとをつけて、つま先を開いて立ちます。

2.胸の前で両手を合わせ、息を吐きながらペットボトルを膣で持ち上げるようなイメージで合わせた両手を上に伸ばします。

3.5~10回繰り返し行います。

・【ステップ3】締めたまま歩く&スクワット!

ここまでは、静止した状態で呼吸に合わせて膣を締めるトレーニングを行ってきましたが、できるようになってきたらウォーキングやスクワットなど動きの中でも膣を締められるように挑戦していきましょう。

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