64.働き方を変えました
しばらく書いていませんでしたが、生きています。
今回は私の近況と、思う事がありましたので、ちょっと書いてみたいと思いました。
時短になりました
9月1日から時短勤務の契約に変更しました。
そもそも私はフルタイム(うちの会社のフルタイムは7時間45分)の契約だったのですが、いつくらいからだっただろう・・・多分今年のGW明けくらいからかな、私の中では、時短にしたい、ということを、ぼんやりと考えていました。
しかし、今の契約が来年2月末まであるため、「時短にしたいことは契約更新のタイミングで言い出そう」と思っていました。
一応、あと半年はそのままフルタイムで頑張るつもりではいたのです。
それが、7月頭くらいに、ちょっと会社で色々あり、一気に私の中で「やっぱりそうしたい」という気持ちが高まってしまいました。
そのため、無理を承知のうえで、7月末くらいに、契約途中ではあるものの、契約時間を変更したいという事を、まず社内のジョブコーチに相談のうえで、自分の上司と人事担当の方にも伝えました。
そうしたところ、お盆休み直前のバタバタした時期に、上司、人事、ジョブコーチを交えての面談が組まれ、その場で、9月から時短勤務の契約に変更が決まったという感じです。
本来であれば契約期間途中で契約内容を変更したいというのは、自分でもだいぶわがままを言っている気がするのですが、でも自分の中ではちょっともうフルタイム勤務ができるほどの状態ではなくなっていたので(あまり詳しく書けなくてスミマセン)、契約途中にもかかわらず応じてくれた会社には感謝しております。
ワークライフバランス
さて、どのくらいの時間短縮したのかというと、実働7時間に変えた、という感じです。
短縮したのは45分。
そんな少しだけ短縮して意味あるか?と思う人も多いかもしれませんが、私の場合、朝を少し遅く、帰りを少し早く、という感じで短縮したので、やはりこれまでより早く帰れて家のことをやる余裕ができるようになった、というのが大きいです。
加えて、朝が苦手なので、朝の時間に少しゆとりができたことで、精神的なゆとりも生まれました。
以前から私は、週30〜35時間勤務がいいと思っていたので、フルタイムからパートタイムになって、それに伴う待遇の変更は一部あったものの、自分としては、理想の勤務時間の範囲にできたというのはやっぱり嬉しいです。
時間が欲しいからと言ってあまり働く時間を減らしすぎると、今度は収入が少なくなりすぎてしまうので、自分の中で収入と時間のバランスを考えた結果、この時間にしました。
リアルな話をいくつか
まあいちばん心配だったのはお金の面です。
勤務時間が減った分、給料が減るわけですが、うちの会社は、毎年春にベースアップがあります。
正社員だけじゃなく、非正規も対象なので、私も入社した年から、いきなりベースアップの対象にしてもらえていました。
それで入社年と今年の計2回、その恩恵にあずかれたので、給料自体は入社時から比較してそこそこ上がっています。
うちの会社はパートタイマーになると月給制ではなくなる、という決まりがありますが、パートタイマーに変更後の時給は、これまでの月給をもとに、時給換算して決定されますので、単純に「働く時間が減った分だけしか給料は減らない」という形になります。
くわえて障害年金も毎年、年金額改定があり、今年の改定で少し年金額が上がったので、年金が増えた分+節約行動、で、やっていける目処がついたのです。
さらに、今年は定額減税があったというのも大きいです。
私は毎月の給料からでは所得税が減税しきれない、という事で、役所からお金が振り込まれることになりましたので。
こちらは一時的なものではありますが、臨時収入みたいな感じでうれしいです。
みんながもらえるようになればいいのに
これ、障害年金を受給している当事者が言うのも何なのですが、正直、障害厚生年金3級程度の金額って、もう障害のあるなしかかわらず、みんなこのくらい毎月給料上乗せでもらえるようにならないと、日本の未来は明るくならないと思うんですよ。
(実際の額は調べればすぐわかる事なのでもう書いちゃいますが、3級の最低保証額が年額612,000円です)
どういうことかというと、年額612,000円をそのまま12で割ると1か月51,000円になるのですが、今例えば毎月の給料手取りで20万もらっている人なら、251,000円もらえるようにならないと、という事です。
(ちなみに51,000円を160時間(1日8時間×20日)で割ると318.75円なんですけど、最低時給もそのくらい上乗せしないとダメじゃない?っていう事です。以前からよくどこかの政党が最低賃金1500円!と訴えていますが、まぁ今の最低時給に+319円くらいしたらそれに近い額にはなりますね)
これだけ物価が上がってきて、生活にかかるお金が以前よりも増しているのに、それに対する給料の上げ幅がまだ少ないというのは、かなり感じております。
インターネットのニュース記事などでも、よく子ども食堂の話や、フードバンクの話などが出ていますが、そういった支援が必要な人が年々増えているように思っています。
またそこまで困窮していなくても、生活にかかる費用の増加によって、娯楽や、おしゃれなんかにかける費用というのを削ってやりくりしている人も増えているのではないかと思います。
ベーシックインカムにするという考えもあるかもしれませんが、そうすると財源の方が心配なので、まぁ配るのであれば、児童手当の額を大きくして、義務教育を卒業する前までの子供の養育費として配っていくのが現実的じゃないかなと思います。そしたら少子化対策にもなりませんかね。
義務教育卒業後は、働ける人は働いて、稼ぐ。
最低時給が上がれば高校生のアルバイトでも、短時間でそれなりの収入にはなると思いますので、学業の邪魔にもならないかなとは思います。
結局何が言いたいか
ちょっと話がそれてしまいましたが、何が言いたいかというと、もう少し収入が増えて金銭的にも時間的にも余裕のある暮らしができるようになれば、精神的にも余裕ができて、社会全体が良くなっていくのではないかというのが私の言いたいことです。
今って本当に経済的にも時間的にもゆとりがなくて、そのせいで精神的なゆとりもなくなって、どんどん悪い方向に進んで行っているような気がするのですが、私には今の日本を変えるだけの大きな力はないので、せめて自分の精神だけでも穏やかさを保てるようにするために、働く時間を見直した、という感じです。
働き方を変えて3週間くらいが経過しましたが、今のところ、徐々にですが「やりたかった事」に手を付けられるようになってきています。
この働き方を続けていくうちに、また何か気づいたことがあれば書きますね。
発達障害者が少しでも生きやすくなりそうな情報(本、ネットの有料記事等)の購入費用に充てますのでよろしくお願いします★