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じぶん研究所 4.自分を嫌うな

私は、基本的に自分のことが好きじゃないです。
好きじゃない、ってか、なんていうか、好きか嫌いかで言ったら嫌い、なんだろうけど、なにかもっと根本的なところで、自分で自分を受け入れることができていないというか、うーん、いまいちうまく言えないのですが、そんな感じなのです。
(あ、「発達障害である」ということに関しては、すでに受け入れができています。「障害者である」ということを受け入れられていないわけではなくて、もっともっと何か別のところに、その原因があると感じてはいます。)

それで、まぁ少しでも自分のことを好きになれれば、と思って、とりあえず自分を知るために、結構いろいろ本を読み漁ってはいるわけですが。

その中で、もうとにかくこの本に書いてあることが、私にささりすぎたので、紹介しておきます。

この本の著者、加藤諦三のことを知ったきっかけは、とある方のインスタだったと思います。

そこで紹介されていたのは別の本だったと記憶していますが、いくつか電子書籍でこの著者の本を購入してみた中で、一番私にささったのがこちらなのです。

自分を好きになれない原因として書いてあることが、本当に「なるほど」と思うことばかり。
そして私の場合、この本を通じて、やはり「親子関係」に、問題があったんだなということを、再認識したのです。

実はそこに問題があるだろうということは、もっとずっと前から気づいてはいたんですよね。
そういう系の本、昔買っていくつか読んでいましたから。(毒親とかアダルトチルドレン系)

だから個人的には、ここと向き合わないと、いつまでたっても、前へ進めないというのは、もうとっくに気づいていたりします。
が、ここと向き合うのは、非常にしんどい作業だったりするわけです。

なのでまぁ、向き合う重要性には気づきつつも、いままでのらりくらりと回避してきたわけですが、さすがにもう回避して生きていくのは無理だなというところまで来てしまい、いま少しずつ向き合っている真っ最中です。

そのことに関しては、またおいおい書いていくとして。
本の話に戻ります。

この本の最後のほうには、ちゃんと、自分を好きになるためにはどうしていけばいいのか、ということが書いてあります。

それは、これまで自分が正しいと思っていたものを、全部逆に考えてみる、とか、まぁ要はこれまでの考え方とか感じ方とか、行動とか、全部一回打ち破るというようなことなのですが、具体的なことはそこまで書いていないので、この本だけで何かが急によくなるとか、自分の考え方や行動ががらりと変わるという効果は、これだけではちょっと期待できないかなと思います。

ただこの、考え方や行動を変える、というところに着目すると、「認知行動療法」あたりが効きそうな気はしてくるのですよね。
(そんなわけで、認知行動療法についても、いま調べていたりしますので、そちらは、またある程度まとまったら書いてみたいと思います。)

とはいうものの、これまで生きてきた中で身についた、考え方とか行動を変えるのは、容易ではないわけです。
だから、これからも読書を続けて、色々な考え方を身につけていきたいと思っています。

発達障害者が少しでも生きやすくなりそうな情報(本、ネットの有料記事等)の購入費用に充てますのでよろしくお願いします★