じぶん研究所 6.作文が苦手だった話

私は、今でこそ、それなりの長い文章を書いてネット上にあげていますが、学生時代は作文というものが非常に苦手でした。
今書いている文章も、長さはあるけど、内容が・・・という感じではありますが、学生時代はまずその「文章量」が、全然でした。

まず、夏休みの読書感想文など、毎年全然進まない状態でしたから。

また、中3の時に、学校で受験用の短い作文の練習の時間があったのですが、それも、制限時間内に、1文字も書けずに終了した記憶があります。

理由はいくつかあります。

まず、一番大きいのが「全然本を読まない子だった」ということ。
(このあたりは、以前の記事↓にも書きました)

読書感想文を書こうにも、そもそも本に興味がなかったので、読もうとしても進まないのです。
さらに、読み終わっても、「あらすじ」は何となく覚えているものの、「感想」が、出てこないんですよね。

いま、改めて当時を思い出してみて思うのですが、なんというか、自分がどう思ったか、どう感じたか、というのが、わからなかったのですよ。たぶん。

作文もそうですね。ただ単に、いついつ何があった、みたいなことなら、書けなくもなかったように思いますけど、そこでやはり自分の気持ちとか考えというのを表現するのが苦手でした。

それが、大学生の時にネットの世界と出会い、人の書いた文章を読む機会が増え、それで自分も刺激されて、自分のホームページを作成するようになりました。
そしてその後はブログやらSNSやら・・・と、居場所を変えて、なんだかんだと何かしら書き続けてきた(もちろん間が空いた時期もありますけど)ことで、少しずつではありますが、「ある程度の長さのある文章」を書けるようになりました。

また、内容についても、相変わらずへたくそな文章ではありますが、自分の思ったことなどを、書けるようになってきたとは思っています。

実は今の会社の採用面接でも、作文を書かされました。
それは別に、志望動機とか、意気込みとか、そういうものを書けと言われたわけでもなく、かといって、学校の試験のような堅苦しいものでもなく、ある「テーマ」が出され、それに沿って原稿用紙1枚程度、短くまとめるというものでした。

昔は、その程度の文章量でも、書くのが難しかったのですが、今となっては、原稿用紙1枚程度の文章量であれば、テーマが簡単なものであれば、割とすぐ書けるようになりました。
そしてそれを、どう評価されたのかわかりませんが、悪い評価ではなかったから、無事に採用されたと思っていますので、少なくとも最低限「テーマに沿った作文」と呼べる状態にはなっていたと思われます。

昔は本当に「作文」というだけで、「えーっ!!やだ!!」という拒絶反応をしていたので、それに比べたら、今はすごい進歩です。自分的に。

なのでこれからも、なんだかんだ、ゆるゆると書き続けていきたい、と思っています。


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