見出し画像

薔薇の姉妹団

つい先日のこと、私の手が指先が、このオラクルカードを選んでた。レベッカキャンベル&ダニエルノエルの「ワークユアライト」というもの。そして最初に私の手から選ばれたオラクルカードが、この「薔薇の姉妹団」のカードだった。

ああ、あの時の薔薇の意識体は、この「薔薇の姉妹団」の意識体だったんだな…。

2007年のことだと思う。その日私は明石に住むお友達のお宅に遊びに行ってた。彼女はヒプノセラピストだった。セッションを受けに行ったわけではなかった。なのに…。

彼女がお茶の準備をしてる時、部屋にいた私に、その部屋に置いてあった大きなスモーキークリスタル?だったのかな、が話しかけてきた。

「ヒプノセラピー受けた方がいいよ。」って。

「え?そうなん?」

当時すでに私はこんな感じで、人間以外のものとも普通に会話してたので、別に不思議でも不気味でもなかったのだけど、遊びに来てるのに仕事させるの悪いなー友人に、と思った。

でもむしろだから遊びに来ることになったのか、とも思って友人にヒプノセラピーをお願いしてみた。そして急遽、セッションしてもらうことになった。

その時繋がったのは、過去生ではなく、人間や人物でもなく、薔薇だった。薔薇の意識体が語りかけてきたのだ。薔薇っていう植物の意識体なんだと思ってた。いやそうなのかもしれない。

薔薇っていう植物は古代からの神秘主義者たちのスピリットと共同で人間に働きかけているのだろう。

私はアロマセラピストでもあるけど、精油はその植物、ハーブの言語だということを感じる。語りかけてくるからだ。精油の言葉を言語化するのが得意だ。

薔薇ローズの精油のメッセージは「インナーワールドをアウターワールドへ顕現させていくための橋渡し」。そんなエネルギーなのだ。

インナーワールドはヒプノセラピーなどで繋がる、私たちの内なる宇宙のことで、無意識の世界、ともいえる。ここで毎夜スピリットガイドとやりとりして、翌日どんな学びの1日を送るのかを決めているという。スピリット、と呼ばれる霊的な存在とやりとりができる、自身の霊的なスピリットの存在する世界なのだ。

こういう世界と繋がる人々のことを、そしてその事実のことを口伝で伝えていた人々が古代からいる。その一派なのかな、薔薇の姉妹団。そういう過去生があるのだろう。

薔薇の意識体は、私にうるさいくらいに語りかけてきた。薔薇の精油を使って、アレをやってほしい、こんなこともやったらいい、みたいな感じで。

当時私はアロマセラピーを封印してた。一通りアロマセラピーを学んで、メディカルアロマの資格なんかも取ったりして、でもメディカルアロマなんて医師免許でもない限り、なんの役にも立たないのよ、とエステティシャン先輩から言われてそうかも、と思ったことと、アロマセラピーの定義がどうも周りの人と感覚が違うことに失望もしていて、私のやりたいことはこんなことじゃない、と閉じてしまったのだ。

そこを薔薇たちはこじ開けにきた。そんな感覚だった。

「そうか、もう一度アロマをやることになるのかな?」

そう思ったけど、じゃあ今すぐアロマ始めようという気にもなれず、そのまましばらく放置。でも運命の扉は開かれたので、その後ちゃんとアロマセラピーを再開する流れになったのだ。

だけど、ローズの精油ってめちゃくちゃ高価なので、そんな使ったこともなく、薔薇の姉妹団たちの要求なんてすっかり忘れてた。

14年ぶりに、私の前に現れた薔薇の姉妹団たち。

「ええかげん、やってくれませんかね?」

そんな感じだろうか?

「そうやね、そろそろやね。」

そんなところか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?