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死守する!戦友との雑談時間

仕事復帰して、1年が過ぎた。

昨年の10月、
「あ~来月から仕事始まる~」
と、嘆きとわくわくが入り混じったような落ち着かない気持ちを抱いていたのが懐かしい。

娘が1年生、息子が年中になって仕事を再開したのだが、それまではどっぷり専業主婦で、日々子どもたちとの会話が中心の生活を送っていた。
仕事が始まってからこの会話時間が減ってしまうことを、1年前の私はとても危惧していた。

仕事終わりに子どもたちを迎えに行って、その車中で2人からその日の出来事を聞くのだが、先に私の話を聞いてもらうことが多い。

仕事で楽しかったこと、愚痴や失敗談。

「パソコンをしすぎて背中が痛い」と言ったら、「?」という顔をする子どもたち。子どもたちにはパソコン作業と背中の痛みは結びつかない。
しかし、次の日にまた「背中が痛い」と言うと、「今日もパソコンのお仕事大変だった?」と反応が変わってくるのが面白い。

私が話した後、今度は子どもたちがすらすらと学校や幼稚園での出来事を話してくれる。
「今日は○時間目の体育でドッジボールをしてね・・・」
「今日は幼稚園で○○ちゃんがお熱出て帰っちゃったの」
など、かわいい声で話題が続く。

こちらが聞き出すよりも子どもたち自身から話してくれた方が会話が弾んで良い。
このポイントはどうやら「親が先に話す」ことのようだ。

Voicyで石田勝紀先生の放送を毎日聞いているのだが、その中でよく話されているのが「良好な親子関係を保つためには何よりも日々の雑談が大事」ということ。
雑談による子どもとの信頼関係が構築されていれば、子どもの悩みや異変にも気付きやすいらしい。
そして、こちらから伝えたい大事なメッセージも、あらたまって話す場を設けるより、この雑談の中でサラッと言葉にした方が子どもたちの記憶には残りやすいらしい。

年頃になったら親に対してスカしてくるかもしれないし、親への秘密事も増えるだろうから、この習慣はとても大切だと思っている。

仕事と子育てに追われる毎日。
忙しない親に巻き込まれる子どもたちはいわば戦友。

戦友たちとの雑談時間はこれからも死守したい。



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