時間を命と思う年の瀬
ここだけの話ですが、グループLINEや個人LINEにメリークリスマスやあけましておめでとうのスタンプや、動物がサンタの格好をしている動画を送ってくるのにちょっと閉口しています。
メッセージが添えられているならまだしも、スタンプだけ、動画だけを送りつけてくるのって、印刷だけして一言も添えられていないお年玉付きでない年賀状をいただく以上に、いらないです感を抱いてしまいます。
先日、LINEの未読6,160という人がいて驚きましたが、その方はとてもお忙しい方で、ブロックするのも面倒なので放置しているそうです。無闇なスタンプ動画攻撃は、開ける気にもならず、未読数が増えかねない風潮を増長するようにも思えてしまいます。
百歩譲って、写真やスタンプでしたら、見て終わりですけれど、動画となると、数十秒見ることに時間を取られるし、だから何?という内容だったら、送ってきた人を逆恨みしてしまいかねません。
本人にとっては可愛いかもしれないペットやお孫ちゃんの動画など、送られた方としては、どのようなリアクションをすれば良いのでしょうね。
FacebookやInstagramの投稿でしたら、まあいいんですよ。リアクションするのは任意ですから。
LINEに送られてきたら、一応受け取らないとね。リアクションを求められているのだろうしね。
私も動画やYouTubeのリンクを送ることはありますが、よほど有益だったり面白すぎたりするもの以外、興味があることを知っている人は別として、送ることはしないし、きちんと説明を添えて送るようにしています。
グループLINEや大勢が所属するスラッグやチャットワークに対しても、いちいちコメントを返すなど、自分の気が済むかもしれないけれど、通知が来たら見なければいけない仕事の投稿かもしれないので、他者の手間を増やすことに思いを致さない人が一定数生息することに、何だかなぁと思ったりしております。
このようなことを書いていて、自分は他人様の時間を奪うことをしていないのかと振り返ってみます。
甚だ心許ない限りではありますが、この駄文を投稿することはどうなんでしょうと思い当たったりしています。わぁ、ごめんなさい汗
個人がマス相手に発信できるようになり、リテラシー教育がされないままにすでに大人になっていた私たち世代の、SNSのお作法は、お寒い限りだと感じております。
匿名の掲示板の頃の無法地帯っぷりもすごかったし、実名顔出しで発言に責任が生じてからも、言葉足らずによる誤解や曲解が生まれたり、スタンプやリアクションの押し間違いによるトラブルなど、便利な機能ほど気をつけなければ、面倒臭いことになることが実感されます。
自分の時間を大切にしている人は、同じように他者の時間も大切にしていると思います。時間というのは命です。時間を大切にすることは命を大切にすることでもあります。
そんなことを思いつつ、暮れ行く2024年です。
今年もお世話になりました。