幼稚園で日本語を教える話。2023年度その18
幼稚園は参観日。たくさんの保護者でにぎわっている。
もし時間があれば手伝ってくださいと園長先生に言われたけれど、今日の年中さんの外国籍の保護者は日本語が流暢だということで 日本語クラスに専念することに。
先ずは、前回年長さんはテレビのインタビューを受けるというので特訓の成果がどうだったか聞いてみる。
テレビの取材と同じように、名前、宝物、1年生になったらやってみたいこと、そして夢を順番に聞いてみる。
すごい、すごい。たった30分ほどの練習だったのに子どもはすごい。ちゃんと覚えていた。
「全部ちゃんと答えられた。がんばったね。」とたくさん褒めた。
カメラの前で発表できたことが自信につながったのか今日は笑顔がいっぱいだ。
では、レッスン開始。
始めに、挨拶。一人一人に名前で呼びかけて、「おはようございます」と声をかける。
今日の日付、お天気を言ってみる。
あいうえおの練習。野菜とくだものの名前。動物の名前。
数字の練習。時計の読み方。体の名前。声に出して言ってみよう。
絵本を読もう。
きょうりゅうのしっぽという絵本では、しっぽという響きがおもしろいのかすぐにしっぽを覚える。
まるさんかくしかくの絵本では形とゾウや鳥という言葉を覚える。
はみがきしてもいいですか?の絵本では、食べるという言葉や歯磨き、歯ブラシを覚える。
12345678910の絵本では、何度も数えて数字を覚える。
最後はひらがなの練習。
今日は2歳児も一緒だったので、年長さんに書き順まで見てあげれなかったけれど、名前を書いて終了。
次回は今年最後のレッスン。
クリスマスやお正月について紹介できるような内容にしよう。
早くお友達とたくさんお話できるようになるといいね。
今日もよくがんばりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?