黒崎を楽しもう
2024年は音訳講習会の講師活動を開始した。
せっかくなのでより深く学ぼうと、講習会に参加。
会場は黒崎。
学ぶだけではなく、せっかくだから黒崎を楽しもうと考えた。
旅する楽しさは、準備から始まる。
黒崎の行きたいお店や、観光地を調べる。
ところがあまり出てこない。
このnoteにも黒崎はあまり紹介されていない。
先ずはホテルを予約。
西鉄イン黒崎に決める。
黒崎駅に近いことと、講習会の会場であるコムシティに近いことが理由。
そして大浴場があることも理由の一つ。
旅行サイトよりもホテルの公式サイトがもっとも安い。
次にJRを予約。
白いソニックは酔うので、絶対青のソニック。
荷物が置けるスペースの近くの席を1か月前に予約。
前日の夕食と、講習会の夕食場所を検索。
一つだけとっても行きたいお店を発見。
ワインが楽しめる文化商店に電話予約。
毎日旅行雑誌や旅行サイトを見て、気持ちを高める。
わくわく。
たまたま手にした雑誌に、黒崎のパン屋さんが紹介されていた。
これは行かなきゃ。シロヤ本店をマークする。
あっという間に出発日。
JRのチケットレスを始めて利用する。できたできた。
乗った時には明るかった空がどんどん変化して夕焼けに。
本を持参していたのにずっと窓の外の景色に見とれる。
小倉で席を回転させて、それから一駅で黒崎。
到着。
先ずはホテルを目指す。
コムシティの1階がホテル。すごく便利。
コンパクトだけどベッドが広い。
着替えて夕食。
北九州で愛されている鉄鍋ぎょうざを食べに行く。
ホテルから徒歩5分くらい。
テーブルの半分が、お好み焼き屋さんの鉄板のようになっていて、そこにアツアツの鉄鍋のまま餃子がぱりぱりで出てくる。
野菜炒めとビールで明日からの気合を注入。
ホテルに戻って、大浴場へ。
お部屋のユニットバスより広いお風呂が気持ちいい。
ニュースでトランプ氏の勝利が確実だと報じられている。
本を少し読んで、資料に目を通しておやすみなさい。
朝、6時に起きて大浴場。体がしゃっきり。
着替えて1階の朝食会場へ。
肉うどんがおいしい。
野菜もしっかり食べて、講習会へ。
ホテルが会場の1階にあるので、移動がとても楽。
夕方5時までしっかり講習を受ける。
九州各地から参加されている皆さんの方言に癒される。
講習修了。
一度ホテルに戻って、資料や本をお部屋に置く。
さあ、ワインバーへGO。
黒崎駅から商店街を進み10分くらい歩くと文化商店。
開店して4年目になるワインバー。
横浜で修行した後、地元に戻ってお店を開いたんだそう。
5時のオープンなのに、すでにカウンター席は1席を残していっぱい。
その1席は予約していた私の席だった。
隣の席で赤ワインを一人で召し上がっていた男性に、初めて来たことを告げておすすめを教えてもらう。
おすすめだと聞いた牡蠣バター最中。
特別に作られた最中に牡蠣の旨味が閉じ込められたバターが挟まれている。
最中のサクサク感がたまらない。
これも絶対食べるべきといわれたエビフライ。
巻き巻きしてある極細面がパリッパリ。
中のエビがぷりっぷり。
タルタルソースがよく絡んでおいしい。
添えられたニンジンも美味。
常連さんに習って、前菜の3種盛り。
常連さんたちが皆さん赤ワインを召し上がっているので、「それ美味しいですか?」って尋ねたら、常連さんが1杯ごちそうしてくれた。
ナチュラルワインはどれもおいしいけれど、このお店では特に赤ワインがおすすめらしい。
ごちそうさまです。
右隣の方は開店から予約が入っている30分限定で入店できたそうで、1杯のみで退席。
左隣の方は7時過ぎのバスまでの2時間を月に2回楽しむという常連さんで、来月の予約をして退席。
その後もお客さんが入れ替わりで入店され、お店はにぎやか。
楽しい時間。
ホテルに戻って、次の日の予習をして大浴場へ。
しっかり睡眠をとる。
翌朝大浴場、朝食。
牛乳もヨーグルトもいただいて、少しだけカレーも。
一度部屋に戻って、準備してシロヤのパン屋さんへ。
ホテルから商店街の中を歩いて5分。
ありました。
まだ、シャッターが下りているのにお店の前には2人並んでいる。
しかも男性。
私も並ぶ。
素朴なパン屋さん。
ここでも前に並んでいた男性におすすめを聞いてみる。
サニーパンは、買うように言われる。
上を向いて食べないといけないそうだ。
食パンが130円。
食パンの間にバームクーヘンをはさんだ△パンもおすすめらしい。
食パンになんでバームクーヘンを挟む必要があるのかは疑問だが買ってみることに。食べると謎がとけた。
黒崎は駅に土産物店がなく、駅の横のファミリーマートに少しお土産があるくらい。シロヤのパンをお土産に購入。
スーツケースの半分がシロヤのパンに埋め尽くされた。
あとは、今日の講習を受けて帰るだけ。
黒崎って何もないと思っていたけれど、ワインのお店とパンやさんで食を楽しむことができたし、なにより地元の方とたくさん触れ合うことができた。
素敵な旅、素敵な時間。