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母と私は已己巳己。
母と私は已己巳己。
名前は一文字違いだし、
学生時代はギターと歌に夢中だったし、
母は弓道、私はビリヤードで、狙いを定めて何か放つのが好きみたい。
そんな母に連れられて子どもの頃に行った、千葉県は佐原。
日本地図を作り上げた伊能忠敬で有名な佐原。
江戸時代を生きた伊能忠敬が暮らした佐原の街並みは、くつろぎの空気が流れていた。
伊能忠敬は、50歳を過ぎてから新たな学問の世界に飛び込み、55歳で測量を開始。70歳を過ぎても測量への熱意がやまない、そのチャレンジ精神に感動した記憶がある。ほとんどもう一目惚れ。
当時は滅多にない母と二人のお出掛け。
トンボ玉を作ったりした気がするが、いつの間にかどこかに無くしてしまった。好きな色を選んで作ったトンボ玉も、母と配色が似ていたような。
一緒に過ごすと似てくるのか。ミラーニューロンのおかげか。遺伝子か。
そして最近ふと思った。
私の父と、私の夫。なんとなく似ているなぁ。
母と私と、周囲の人達。みんなどこか似ているのかもしれないね。
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