CCライセンスについて

こんにちは。先日自分の作成したクリエイティブを掲載したので、
改めて「クリエイティブコモンズ」について調査しました。
備忘録のために書き留めておきます。


クリエイティブコモンズとCCライセンスって?

クリエイティブコモンズとは、クリエイティブコモンズライセンス(通称 CCライセンス)を提供している国際非営利団体のことです。
アメリカで2001年に設立されました。


CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。
CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。
引用元:クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは©️クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CC BY 4.0

名称未設定-2

ライセンスがあることで、スタンスの意思表示になります。


条件が4種類ある

表示

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作品のクレジット(氏名やタイトル)と表示する。


非営利

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そのまま販売したり、その画像を利用してものを売ることは禁止されている。しかし、必ずしも営利目的で使用してはだめということではなく、
営利で使用したい場合は作者に直接連絡を取って、許可を取ることができる。


改変禁止

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作品の内容を変えないこと。
※改変には、画像のサイズ変更やトリミングも含まれる。


継承

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内容を変えても、もとの作品のライセンスアイコンを表示すること。
(例えば、もともと「表示」「継承」アイコンがついた作品を改変したとして、改変した作品にも「表示」「継承」アイコンをつける必要があるということ)

これらを組み合わせてできる6種類のccライセンス

上記のアイコンを組み合わせて、6種類のccライセンスができるので
作品の作成者は、これらを必要に応じて組み合わせて表示をする。

表示のみ

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権利者の氏名やタイトルを表示すれば、改変や営利目的もOK。


表示+継承

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権利者の氏名やタイトルを表示する。
改変した場合はもともとのライセンスと同じ表示をする。
営利目的はOK。

・表示+改変禁止

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権利者の氏名やタイトルを表示する。
改変はしない。
営利目的はOK。


・表示+非営利

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権利者の氏名やタイトルを表示する。改変はOKだが営利目的で使用することはNG。

・表示+非営利+継承

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権利者の氏名やタイトルを表示する。営利目的の使用はNG。
非営利目的で使用するときに改変をしたら、原作と同じライセンスの表示をさせる。

・表示+非営利+改変禁止

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権利者の氏名やタイトルを表示する。営利目的の使用はNGで、改変もNG。
非営利目的で、改変をしなければ、再配布ができる。


あとになるにつれて複雑で厳しくなっていきます。

ただ、CCライセンスがついた作品は、少なくとも
クレジット表記が必要ということが分かりました。

CC0(No Rights Reserved)とは?

上記とは別に、CC0というものもあります。
著作権は作品が作られたときから、権利者の意図にかかわらず自動的に
与えられますが、それを望まないときは
権利者が自ら放棄できるというもの。
・改変OK
・クレジットの記載も不要 です。

パブリック・ドメインとの違い

CC0と混同しやすい言葉に「パブリック・ドメイン」があります。
こちらは、権利者が亡くなって50年または70年で
権利が消滅したものをいいます。
こちらは基本的に改変はNGとなっています。

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