ようやく自分の人生を生きるようになった私に起きた変化とは?
こんにちは。
ちょっとピンと来づらいタイトルですね笑
私は今年。これまでの自分とは全く違う生き方をしたいと
13年間勤めた会社を退職しました。
今は、自分の得意なことやこれまでの経験を活かして
お客様に向き合う仕事を少しずつ始めながら
私自身の生き方・在り方を変えたいと
意志をもって充電期間をとっています。
これまで、全身全霊で仕事に没頭してきた毎日から
私自身の喜び・ワクワクする気持ちを大切に
自分の心と感情を満たすことに時間を使っています。
目指しているのは
【自分の人生の舵を自分でとれるようになる】こと
そんな私の変化と途中経過です。
会社を辞めるときにはたくさんの方から
たくさんのお声をいただきました。
「いいね!応援してる!」
「頑張って!」
というポジティブなものから
「こんなにキャリアを積んだのにもったいない」
「辞めて本当に大丈夫?」
「ちゃんと稼げるアテはあるの?」
というご心配の声までいろいろでした。
私自身、会社を辞めると決めてから全く不安が
なかったわけではありません。
でも、退職してから数か月の間
これまでにないくらい自分のことをいたわり続ける毎日を
送ってきた結果、少しずつですが
私に変化が起きてきたのです。
変化①夫とのパートナーシップが良くなった
会社員として忙しく働く毎日は
とにかく心も体も力んでいて
毎日毎時間、ずっとピリピリしていました。苦笑
時間がない。
忙しい。
仕事も家のこともとにかく早くこなさないと。
そんな風に寝ても覚めても力んで生活した結果
夫との関係性が徐々に悪くなっていきました。
自分が力むから、周りにも無理が出る。
そうやってお互いにストレスを抱えて
ピリピリしていたパートナーシップは
私が会社を辞め、心と体と時間に余裕が出来たことで
急速に改善していきました。
変化②周りからかけられる言葉が変わった
会社勤めの頃、周りからかけられる言葉と言えば
「疲れてるね、大丈夫?」
「痩せた?」
「ちゃんと休んでる?」←休んでましたが汗
でした。
それが、最近では
「楽しそう」
「きれいになった」
「キラキラしてる」
と、お褒めの言葉をたくさんいただくようになりました。
変化③お金を使うことがストレスではなくなった
これ、自分でもめちゃくちゃ意外なのですが
会社員の仕事を辞めて定期収入がなくなったにも関わらず
お金を使うことへのストレスが
一気になくなったんです(驚)
会社勤めをしている頃、私の心の中は
「仕事はずっと続けられないかも」
という、漠然とした不安がずっとありました。
オンでもオフでもものすごく無理をしている
実感があったので、このままずっとは頑張れないと
常に「いつか辞めるかも」という不安を抱えていたのです。
だから
「後々働けなくなるかもしれないから
できるだけ節約してお金を貯めないと」
「娯楽や今を楽しむだけのことにお金なんか使えない」
と、稼いでいるにもかかわらず
超ドケチマインドで生活をしていました・・・
(この恥ずかしい話も今度書きます)
それが、会社を辞めて余裕ができ、
心と体が少しずつ満たされていったところ
自分のためにお金や時間を使うことが
ストレスではなく、喜びに変わっていったのです。
収入面についても
「やろうと思えば何でもできるから
必要なら稼げばいいじゃん」という
ポジティブマインドと
「私だったら大丈夫」という
自己有用感が支えとなり、不安が消えました。
むしろ、そんな状況になったときに
どんな展開が待ち受けているのか
少し楽しみな気持ちもあり、不安ドケチ会社員からの
自分の変貌ぶりに驚いています。
変化④女性である自分を認めることが出来た
非常にセンシティブな問題なので
ちょっと表現が難しいのですが
会社で仕事をしているとき、私はずっと
「自分が男性だったらよかったのに」と思っていました。
仕事をする上で、もちろん女性だからと
差別されることも冷遇されることもありませんでしたが
仕事をする上で「女性脳」であることが
ハンディになっている感覚がとても強かったのです汗
定量での分析。
数字を用いた論理的なプレゼンテーション。
構造的なアウトプットでの資料作り。
この辺りの仕事に、とても苦手意識が強く
たくさんの本を読んだり
研修に参加をしたり
とにかく実践の数を増やしてみたりと
自分なりにできる努力は重ねたのですが
・・・
それでもどれだけ歯を食いしばっても
得意な人の7割くらいのクオリティの仕事しかできない。
そして出来ないことに対する自分責めの嵐。
「こんなに頑張っても出来ないのは私の能力が低いから」
「〇〇さんと比べてこんなにもできないなんて…」
「いつまでたっても、仕事が出来るようにならないダメな私」
仕事をするたびに、こんな自己否定の言葉が
私にまとわりついて離れない日々を送っていたのです。
もちろん個人差もありますし
あくまで【傾向】ですが
私の苦手な仕事を得意とする男性は多いように感じます。
そんな時にいつも
「なんで私は女に生まれちゃったんだろう」
という悔しい気持ちでいっぱいでした。
女性だから、と負けたくない。
女性だから苦手だということも認めたくない。
絶対に努力でカバーして見返してみせる!
そうやって血眼になって仕事をしているうちに
いつしか、女性である自分のことも
「女性である」ことを楽しんでいる他の人のことも
認められないようになってきてしまったのです。
(いわゆるオス化というやつです)
本来の自分からずれればずれるほど
生きづらく、自分とも周りともうまくいかなくなる…
そんな感覚はうっすら持っていたものの
自分が女性であることも、自分の強みも
自分の苦手なことも、全て目をつぶって
【私ではない誰か】になることに一生懸命でした。。
そうやって「見た目は女性、中身はオトコ」の
おかしな雌雄同体状態のアラフォー女性が
一人出来上がったわけなのです。
そんな『苦手な仕事を頑張ること』を辞めるべく
会社を退職したのですが
今の私は、オス化した自分を一生懸命女性に戻すべく
【女性性が喜ぶこと】に意識して取り組んでいます。
例えば、心がときめくようなアイテムを身に付けたり
五感が喜ぶような場所に行ったり
女性であることを楽しめるような服を買ってみたり…
やや強引ではありますが
女性に戻るリハビリに取り組んで数か月。
ようやく「女性の私」を受容することが
少しずつですが出来るようになってきました。
人生は矛盾が起こると辛いです。
とっても生きづらくなります。
他の誰かになろうとすることは、つまり
自分のパーソナリティを否定すること。
今の私の一番の宿題は「自分に帰ること」
まだまだ道半ばですが
少しずつ人生が楽しく、生きやすくなってきています✨