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QUANTA retreat in YAMAGATA に参加して③ 〜プレプログラム〜

11月17日〜11月20日まで行われた、QUANTAさん主催の山形で行われたリトリートに参加してきました。

そのことを書き残しておこうと思います。

今回は10月末に行われたプレプログラムのことを。

申込みから約一ヶ月経った10月29日。
オンラインでMOTOKOさんのプレプログラムが行われた。
今回のリトリートのテーマである『エゴ』についてのお話。

『エゴを削ぎ落とす』がテーマのリトリートだけれども、エゴについては漠然とこんな感じだろうなということしかわからないままこの日を迎えた。(汗)

MOTOKOさんからエゴって何?という質問がありあらためて考えてみると。
ずっと、エゴは手放さなくてはならないものという負の捉え方しかしてなかった。
だって、今回のテーマもエゴを削ぎ落とすだし。
自由に発言してくださいと言われたときも、手放さなければならないという趣旨の内容をチャットした。
けれどもそうではなかった。


エゴは2種類あるとお話があった。それは、

手放していいエゴ⇒人を変えようとするエネルギー
②残していいエゴ⇒情熱、パッション

加えて、
エゴ本来はそもそも良いもの、必要なもので、わたしたちが人生を楽しむために持っているもの

ということだった。

え、良いエゴもあるの?人生を楽しむためのものなの?と、目から鱗でした。

自分の中にある情熱で他人や世の中を変えようとしてないものはわたしの中にあるのだろうか?と考えてみた。
情熱はあれやこれやと浮かび、これかなと思ったのもつかの間。
どれもこれも、他人を変えようとしてるんじゃないか?とか、誰かが◯◯のように思ってくれるからやってるんじゃないか?とか、そんな感情が含まれてるような気がしてくる。
そして、わたしの中にある情熱はどれも手放さなきゃいけないものなのかなと落ち込む。
残していいエゴってどこにある…。

このプレプログラムはアーカイブでも観れるようにしてくださっていたので、その後何回か観て自分を観察してみたのだけれども。悲しいかな、やっぱりネガティブな方しか見つけられない。そのうち考えるのを辞めたくなってしまった。(そうなっただけで、かんがえるのをやめてはないです。)


エゴのお話のあとには、個人課題も伝えられた。
心や思考のことだけでなく、食事についてのお話があった方もいたけれど。
わたしは食事については特に言及されなかった。

課題は大きく2つ。 
自分の外面の良さ嫌気がさしている、限界がきている。
家の中とか身内でネガティブなエゴ。変えてやろう、こうあるべきだに限界が来てる。
家で見たことがある景色と同じことを自分がやってるのが嫌だ


②自分自身ができないこともあることを認める
人に助けてと言えるようになる
恥ずかしいので失敗する場所にいかないようにしている。そして一生懸命出来ないことがないと繕っている。
出来るか出来ないかの判断にエネルギーを使いすぎている、それが主題になっている。本来はその判断のあとにやることが主題。

もう、反論の余地もなく。
そのとおりです!!!!!
しか言葉がでなかった。

MOTOKOさんは課題を伝えてくださるときに、
キツイ言い方になるかもしれないけれど、
とか、
ゆみさんだけではないです。
と何度かおっしゃってくださって。
どれだけの矢がとんでくるんだろうって身構えたけれども、やっぱりか〜でもちょっもグハっとやるなという感想だった。
あ、ぐはっとはなってますね(苦笑)

というか、それくらい、わたしは何を言われるのだろうかとビビっていたのか?


で、課題について思ったこと。
①は今まさに、というか今年は特にそれに向き合ってる気がする。
どんな人にもよく見られたいというのはまだまだ根強くあるし。
いい年齢になったのに、家族(特に親)からよく見られたいという想いやその想いから行動することがまだあるのだ。
そして家族が幸せに暮すために全力を尽くさないといけないと、いつの間にかそう思って生きてきた。
それをすることでやっと上手くいくことができてた気がする。
でも今はそれをする必要がない環境になったにもかかわらずまだやっている。必要がない、辞めていいってわかったのに、辞められず苦しくなっていってた。
年始めから、とあるセッションでずっと向き合ってたこと。
ここでも言われて、いよいよ手放さないとあらためて感じた。


②は①よりもグハってきた感。
いろんな場面で失敗してもいいと言われてたけど、絶対に失敗はしたくない、失敗などするものか!失敗なんて恥ずかしい!と意固地になってた自分。
ここで課題が出て、できないことを認めたい、失敗しても仕方ないと思えるようにしたいって、やっと心の底から思えたような感覚。
そして、何故かホッとしたというか、安心感を得たような気分になった。
もう失敗してもいいし、恥ずかしくないんだよとMOTOKOさんに言ってもらった感じ。

個人課題はこれで終わり。
話を聴いてメモして。プラス思い当たることが次々と浮かび必死だった数分。
自分の番が終わると、涙が流れ落ちてきた(また涙…)、そして放心。
Zoomの画面をオフにして、しばらく落ち着くのを待った。


リトリートまでに、これらのことを観察してきてくださいとのこと。 
そして最初に、自分以外の個人課題で気になるものがあれば、メモしてそれも観察してみてくださいとのことだった。
最初は自分以外の方の気になる課題をメモしてたのだけど。自分の課題が伝えられると、それどころじゃなくなった。
リトリートまで3週間弱。
自分の課題の観察に精いっぱいで過ごすこととなった。(プレプログラム中に思ったことの反芻ばかりだったけど)


そういえば、プレプログラムが終了したあとはしばらく頭がふわふわしてた。めまいとはちがうやつ。
オンラインなのにたくさんのエネルギーが飛び交っているのを感じたのかもしれない。
QUANTAさんのリトリートというすごいものに参加したんだなとあらためて思った。
そして急いで塩をひとつまみ舐めて、ふわふわぼーっとしてる頭を落ち着かせようと必死になってた。

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